平成29年11月30日(木)実施 食育講座

自分たちの子どもの頃は無かった「食育」という言葉が、近年では一般的になりつつありますね。食事も学校や自治体などで「教える」ものになったということでしょうか。よりよい食と成長を追求できる良い時代になったということでしょうか。

30日(木)に、本校で食育講座が開かれました。8名の「山県市食生活改善委員会」の皆様にお越し頂き、地元の食材を使用して調理を行いました。  

非常に楽しげな雰囲気の中、真剣な表情で包丁や食材を扱っていました。
大豆入り茶飯、具だくさんけんちん汁、豚肉の生姜焼き、デザート
を、地元の方々に助けて頂きながら完成させることができました。

私はお呼ばれしなかったので味は分かりませんが、大変おいしかった、と聞いております。茶飯、けんちん汁、生姜焼き・・・食べたかった!

さて。減塩についてのお話しもあったのですが、各家庭でのお味噌汁の濃さについてもお話しがありました。家ごとに、塩分濃度1%を超えるものもあれば、低いものもあり、様々な濃度があったそうです。

塩分が1%を超えると塩分の濃い味噌汁となります。血液の塩分濃度と同程度の0.9%くらいがやや濃いめでおいしく感じるのですが、厚生労働省によると1日の塩分摂取基準は7(女性)~8(男性)グラムまで、となるので、濃いものを飲んでいるとあっという間にオーバーしてしまう、とのことです。

健康と食は切っても切れない関係にあります。楽しい料理と共に、今回学んだ健康のことについても、ぜひ活かしていってほしいと思います。