ナシの袋がけ
5月下旬になり、摘果作業が一段落しました。いよいよナシの袋がけが始まります。
袋をかけて栽培する方法を有袋栽培(ゆうたいさいばい)といいます。
有袋栽培は、ナシ・モモ・ブドウ・ビワなど果皮が薄く、繊細な果実に用いられます。
◎有袋栽培の利点
①果実を雨や葉との擦れから保護して、果実の外観を美しいまま保つことができます。
②果実と病害虫の接触を防ぐことができます。
③果実を直射日光から保護することで日焼けを防ぐことができます。
袋がけをする1年生 袋がけ後の結果枝
袋がけまで残ったナシは、選び抜かれた幼果であり、このまま成長すれば出荷されて、消費者の手元まで届けられます。
ナシは、幸水・豊水・新高の順で収穫されます。販売所「グリーンショップ かものう」で目にした際は、是非、手に取ってみてください。