学校長挨拶

学校長挨拶

岐阜県立各務原高等学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
各務原高等学校は昭和46年に「各務原市内に普通科の県立高校を!」という地域の期待を背負って設立され、約半世紀が経過しました。開校当時としては珍しく普通科に英語科と理数科が併設されており、教育設備も2階建ての体育館や最新の機器を備えた実習室などが備えられて、市内はもちろんのこと半数を超える生徒が市外の中学校から入学していました。
卒業生は1万7千人を超え、優秀な人材が県内外で活躍しており、地域の産業界にも多大なる貢献をしています。平成初期には学年11クラス1500人を超える大規模校のひとつとなり、部活動でもサッカー部が全国大会に出場するなど、熱心な活動の成果が各所であらわれるようになってきました。
国際交流を見ても、昭和63年から始まった姉妹校であるオーストラリアのケンモア高校とは30年以上交流が続いており、コロナ禍を乗り越えた今年度は4年ぶりに渡豪することになっています。
開校当時からあった英語科・理数科は令和元年度で閉鎖され、現在は普通科単独校となり、今年度は全学年17クラス約650人の中規模校として、校訓「開拓者精神」を胸に刻み、地域に根差した高校として、生徒は日々学習や部活動に意欲的に励んでいます。
生徒の皆さんが生きていくこれからの世の中は、情報化が一層進み物事が変化するスピードが予想以上に速く、どうしていけばいいのかを絶えず自分で判断する力が必要となっています。経済、少子高齢化、地球温暖化、自然環境の問題など、避けては通れない課題が山積しています。このような世の中だからこそ、生徒の皆さんが「生きる力」を備えていくことが重要だと考えています。同時にしなやかな竹のように柔軟性をもった精神力も身に付けていかねばなりません。次の100年に向かって、これまでのよき伝統を踏襲すると共に、新しい時代にあった特色ある学校づくりを教職員が生徒の皆さんと共に推進し、各務原高校のさらなる発展に向け邁進していきます。
ともに学んでいきましょう。

岐阜県立各務原高等学校
校長 細井 恒樹

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