学校長挨拶

岐阜県立各務原高等学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

社会へ出る直前のこの３年間で、自分の価値を高めよう！

ここには、皆さんをとことん伸ばす教師集団がいる！

各務原高等学校は昭和４６年に「各務原市内に普通科の県立高校を！」という地域の期待を背負って設立され、約半世紀が経過しました。開校当時としては珍しく普通科に英語科と理数科が併設されており、教育設備も２階建ての体育館や最新の機器を備えた実習室などが備えられて、市内はもちろんのこと半数を超える生徒が市外の中学校から入学していました。
卒業生は１万８千人を超え、優秀な人材が県内外で活躍しており、地域の産業界にも多大なる貢献をしています。平成初期には学年１１クラス１５００人を超える大規模校のひとつとなり、部活動でもサッカー部が全国大会に出場するなど、熱心な活動の成果が各所であらわれるようになってきました。
国際交流を見ても、昭和６３年から始まった姉妹校であるオーストラリアのケンモア高校とは３０年以上交流が続いており、今年度は５年ぶりに来日することになっています。
開校当時からあった英語科・理数科を令和元年度で閉じ、現在は普通科単独校となり、今年度は全学年１６クラス６００人余りの中規模校として、校訓「開拓者精神」を胸に刻み、地域に根差した高校として、生徒は日々学習や部活動に意欲的に励んでいます。
生徒の皆さんが生きていくこれからの世の中は、情報化が一層進み物事が変化するスピードが予想以上に速く、どうしていけばいいのかを絶えず自分で判断する力が必要となっています。経済、少子高齢化、地球温暖化、自然環境の問題など、避けては通れない課題が山積しています。このような世の中だからこそ、生徒の皆さんが「生きる力」を備えていくことが重要だと考えています。同時にしなやかな竹のように柔軟性をもった精神力も身に付けていかねばなりません。
そのためには、『自分の価値を高める』しかありません。本校には、皆さんをとことん伸ばす教師集団がいます。社会へ出る直前のこの３年間で、新しい自分を発見し、自分の良さを認め、他者の良さも認め合えるこの環境で、自分の価値を高めてみませんか。

さあ、ここで！　共に学び、自分の価値を高めよう！

岐阜県立各務原高等学校
校長　野々山　伸一