8月1日~2日、ジョイントセミナー@東大が実施され、2年生114名が参加しました。初日は本郷キャンパスにおいて東大の准教授と特任研究員(本校卒業生)による講義を聴講し、次に現役東大生(本校OB)によるキャンパスツアーがありました。夜は宿舎で、本校OBの現役東大生を囲み「卒業生と語る会」を持ちました。2日目は経済産業省を訪問し、本校に縁のある職員の方々から貴重なお話を伺いました。忙しい中、迎えて下さった先輩方の温かい思いに触れ、学ぶことや働くことの意義について深く考え、発想を転換することの大切さを学び、進路について意識を高める大変よい機会になりました。
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エンパワーメントプログラム(8/12~15)
科学の甲子園合同学習会(8/3)
自然科学部生物班の活動(バイオサミットin鶴岡&全国総文祭)
自然科学部生物班が7月29~31日に山形県鶴岡市で開催された「第9回高校生バイオサミットin鶴岡」で,二つの大臣賞を受賞しました。研究演題は『カスミサンショウウオの性フェロモンと受容体について』(文部科学大臣賞受賞)と『環境DNA定量解析を用いた生物分布モニタリングの確立~長良川・揖斐川におけるアユと冷水病菌の季節的相互関係を探る~』(経済産業大臣賞受賞)です。
また,7月27~29日に佐賀県佐賀市で開催された「第43回全国高等学校総合文化祭」では,アユと冷水病菌に関する研究演題により全国3位相当の奨励賞を受賞しました。
カスミサンショウウオの研究は,長年積み重ねた研究が新しい展開を迎えています。アユと冷水病菌の研究は,清流長良川のアユを守る活動として2年前から始めました。
グローバルリーダー養成事業 「命の尊さ講話」(6/13)
オフィスいわむろの岩室紳也氏(泌尿器科医)を迎え、「命の尊さ講話」を開催しました。生徒の自己肯定感を高めると同時に、様々な違いを持つ自他の個性を認め合い、互いの命を尊重する態度を醸成することが目的です。当日はPTA役員の方々にも参加していただきました。
岩室先生からは、HIV感染やLGBT、薬物依存など様々な角度から命の尊さについて語っていただきました。講演会後の生徒の感想には下記のキーワードが多くありました。
(1)「人は経験でしか学べない、経験していないことは全て他人ごと」
どんな人も「接する」という経験をするまでは他人ごととしてとらえてしまう。
(2)「自立は依存先を増やすこと」
自立は独り立ちすることだと誤解されている。しかし、一人で生きていける人はいない。仲間(依存先)を多くつくることが大事。
(3)「人は話すことで癒される」
男性はなかなか他人に弱みを見せたくないし、それを話すのも苦手。男性に限らず、悩みは人に話すことでしか軽減できない。
こうした言葉が人生訓として生徒の心に強く残ったようです。
最先端科学体験プログラム「分子が世界の食糧危機を救う」(6/11)
名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所(ITbM)の研究者をお招きし、分子研究の最前線について講義を受けました。講演では、拠点長である伊丹健一郎教授から、新しい分子を合成することの楽しさをお話しいただきました。新しく合成された分子には、アフリカで穀物生産に年間1兆円を超す被害を与えている寄生植物「ストライガ」の駆除に効果が期待され、実証実験が始まったことなどを紹介されました。研究者を目指す生徒に「Be Unique Go Crazy」とのメッセージを頂きました。
後半の実験では、佐藤綾人特任准教授の指導の下、pH指示薬のフェノールフタレインと、蛍光ペンのインクの成分でもあるフルオレセインの合成実験を体験しました。どちらの物質も簡単に合成でき、指示薬として赤変する様子や、UVライトで蛍光する様子に多くの歓声が上がりました。実験後は、蛍光物質の利用や蛍光の仕組みについて教えていただきました。
職業・学問体験プログラム「地域医療の現状を知ろう」(5/31)
「情報モラル講話」を開催しました(4/25)
科学の甲子園報告会を開催しました(4/12)
講演会「エシカルなビジネスで起業しよう」(2/13)
2月13日(水)の放課後に、白木夏子氏〔起業家、ジュエリーブランドHASUNA Founder&CEO〕による講演会を実施しました。HASUNAでは、「エシカル」つまり「倫理的な、道義上の」という意味から、出自が明らかな宝石や貴金属を扱い、不正な取引で鉱山労働者たちが安く買いたたかれることのないよう、ビジネスの立場から発展途上国の援助に取り組まれています。「世界へ出よう!」と激励の言葉をいただくとともに、「社会貢献をする中でも、私は自分の人生を楽しむことを忘れません。他国へ行って悲惨な現実を目にすることもありますが、その国自体を楽しむことも大切にしています。」とお話しくださいました。
生徒からは「何もわからないところから突き進まれた人生経験を伺って、感動しました。」などの感想がありました。
法曹三者との座談会・裁判員裁判傍聴(12/18)
最先端科学体験プログラム「空力ボディコンテスト」(12/5,18)
12月5日、18日の2日間にわたり、トヨタ女性技術者育成基金の援助を受け、理系進学希望者を対象に最先端科学体験プログラムを実施しました。5日の講義では、触媒などの無機材料開発を行なう女性技術者のお話を聞き、自動車開発には常に最新技術が取り入れられ、技術開発には長い時間がかかっていることなどを学びました。
18日は、5日に参加した生徒が個々に考え作製した車体ボディの模型を、風洞装置を使って空気抵抗を計測していただき、その後3人1チームで更なる空気抵抗の低減について話し合いました。10チーム以上が参加し、試行錯誤を繰り返して車体の改良を行いました。再計測の結果、2年生チームが空気抵抗の最小計測値を記録し、優勝しました。コンテストに先立ち、トヨタ技術会による次世代モビリティや先進技術の体験と、技術者の仕事紹介、トヨタ自動車の市販車の展示がありました。
講演会「伝え方が9割 ~ノーをイエスに変える技術~」(12/10)
租税教室(12/10-11)
講演会「憲法の未来」(12/4)
第91回選抜高校野球「21世紀枠」伝達表彰式(11/15)
11月15日、本校において第91回選抜高校野球「21世紀枠」伝達表彰式が行われました。硬式野球部は、秋季県大会ベスト8に加え、春季県大会・夏の選手権大会でもベスト8に進出したこと、文武両道を高いレベルで実現していること、投手の球の回転速度や打者のスイングスピードなどを数値化し、データに基づく理論的な野球を実践していることなど、顧問・部員が一体となった取組が評価され、「21世紀枠」の県推薦校に選出されました。
表彰式では、田原宏志朗主将が「歴史と伝統ある野球部であるということに加え、『21世紀枠』の県代表校であるという自覚と責任感をもって、日常生活から意識を高めていきたい」と、力強く抱負を語りました。
最先端科学体験プログラム「業界で驚きの連続:酵素による分子間結合切断技術…100年後の技術を現代に」(11/6)
基調講演会「医学・医療研究の進歩と未来」 (11/2)
英国高校生とのディスカッション(10/17)
生活安全教室(10/4)
講演会「『どっちに転んでも困る』をなんとかしたい~子どもの貧困と私たちにできること~」(9/13)
卒業生と語る会Ⅱ(9/7)
9月7日5限目、2年生のFPT(総合的な学習の時間)において、大学や大学院で専門分野を学んでいる卒業生を囲んでディスカッションを行う「卒業生と語る会」を実施しました。6月に引き続いて2回目ですが、今回は大学4年生、6年生、大学院修士課程2年生に在籍する卒業生約30名を招き、12の学問分野に分かれて大学での専門的な学びや就職活動など、体験を交えた貴重な話を聞く機会となりました。さらに放課後には、京都大学医学研究科博士課程に在籍する卒業生を囲んだ座談会を実施し、1~3年生の希望者が参加しました。参加した生徒達は、先輩の話に熱心に耳を傾け積極的に質問し、自分の進路に対する意識を高めることができました。
岐高祭(文化祭・体育大会)(8/29~31)
エンパワーメントプログラム(8/13~17)
8/13から5日間にわたり、49名(岐阜高校37名、大垣北高校12名)の生徒が海外の大学生・院生と共に英語で学ぶ研修に参加しました。ポジティブシンキングの重要性からリーダーシップ、原子力エネルギーの是非、平和、グローバル社会の中での日本の役割、SDGs等、様々なテーマについて討論や発表を行うことにより、同世代の学生の考え方や生き方に直接触れ、世界の様々なものの見方を感じ取り、積極性・主体性・チャレンジ精神の涵養を図るとともに英語力及びコミュニケーション力を高めることができました。初日は緊張した様子が見られましたが、最終日のプレゼンテーションでは、参加者や保護者の見守る中で、本プログラムを通して自分が達成したことや将来の目標について堂々とした発表を行い、5日間の大きな成果が感じられました。
全国高校教育模擬国連大会(8/6-7)
8月6日(月)、7日(火)の2日間、東京品川のきゅりあん(品川区立総合区民会館) で全国高校教育模擬国連大会が開催されました。この大会は、国連会議のシミュレーション(模擬国連)を通じて、現代の世界におけるさまざまな課題について学ぶことを目的としています。本校からは1・2年生合わせて8チーム16名が出場しました。全国から71校、500名近い高校生が集まり、各国の大使として今年度の議題「サイバーセキュリティ」について英語によるプレゼンテーションを行い、議論を展開しました。グローバル化と情報化が一体となって進む現代社会において、サイバーセキュリティは喫緊の課題といえます。しかし、情報化の進展ぶりは各国間で差が大きく、共通の課題として論じるのは難しかったようです。A~Dの4議場ではそれぞれ活発に議論が交わされました。閉会式の場で表彰が行われましたが、本校からはA議場の優秀賞として、堀・大野ペアが表彰されました。全国の高校生との交流を通して、多くのことを学んだ二日間でした。