津軽三味線小山会より小山豊様をお招きし、伝統文化の継承と地域アイデンティティについて講義を受けました。講義では、三味線の歴史や日本各地の音楽的特徴について演奏を交えて説明いただき、地域の方言などと密接に関係しているといった考察を伺いました。また、海外でのコンサートやミュージシャンとの仕事のお話では、違いを楽しむといった柔軟で前向きな姿勢から異文化理解について考えることができました。国内外を問わず他のジャンルの音楽とも積極的に交流される一方、伝統的な音楽を残すために地域に根付いた活動をしていらっしゃるというお話から、将来国際社会で活躍することを志す生徒たちは自己のアイデンティティについて考えることができ、大変有意義な時間となりました。