G i f u P r e f e c t u r a l T a j i m i T e c h n i c a l H i g h S c h o o l A d v a n c e d C e r a m i c C o u r s e
ADD 507-8605 岐阜県多治見市陶元町207
TEL 0572-22-2351 FAX 0572-22-1593
MAIL toujikagaku@hotmail.com
専攻科で良かったとあらためて思う。こことの出会いがなければ今の僕も作品もなかったかもしれない。
陶素材をちゃんと扱うにはベースとなる知識や技術がどうしても必要となる。さらにそれらを効率よく
習得するにはよく練られたカリキュラムと整った環境が必要となる。その点ここのレベルはかなり高い。
少なくとも僕にとってはこれ以上ないほど最高の場所だった。ここで培った経験は僕と作品を支える大
事な柱になっている。
[主な受賞歴]
2004 日本現代陶彫展賞
2007 55回ファエンツァ国際陶芸展下院議長賞
2008 国際陶磁器フェスティバル銅賞、美濃賞
2011 57回ファエンツァ国際陶芸展大賞
[主な個展]
2004 「Entertainment Ceramics vol.1〜3」スペース大原/岐阜 (‘06、‘12、‘16)
2006 「New type Ceramics vol.1〜2」夢創館/兵庫(‘08)
2011 「Accelerated Ceramics」高島屋美術画廊(新宿、日本橋)
「Breakthrough Ceramics」 松坂屋名古屋店美術画廊/愛知
2012 「mOOn Rider」 阿久津画廊/群馬
2016 「Unfolded Ceramics」高島屋美術画廊(日本橋、新宿、大阪)
[パブリックコレクション]
ヴィクトリア&アルバート美術館(ロンドン)、ヴァロリス陶芸美術館(フランス)、
ファエンツァ陶芸美術館(イタリア)、岐阜県陶芸美術館(多治見市)
やきものに興味を持たれた方々へ、やきものに限ったことではありませんが、器にしろ造形作品にしろ
作品を作るということは、自分自身を知ること、また築いていくことでもあると私は感じています。
とても奥深い陶芸の世界に入り素敵な作品を生み出してください。そして、より魅力的な人生を歩ん
でください。陶芸の世界に魅了されて、日々自問自答しながら制作している陶芸家の一人より。
1979 岡山県岡山市生まれ
2008 益子陶芸展 審査員特別賞
2009 めし碗グランプリ展 審査員特別賞
ながさき陶磁展 大賞
2010 テーブルウェア・フェスティバル 優秀賞
ビアマグランカイ 審査員特別賞
2011 酒の器展 大賞
ギャラリー曜燿 個展(笠間)
2012 テーブルウェア・フェスティバル 大賞
gallery陶林春窯 個展(多治見)
2015 MIZEN Fine Art 個展(パリ)
現代茶陶展TOKI織部 奨励賞
GALERIE hu 個展(名古屋)
北京茶家十職 個展(北京)
2016 台北茶家十職 個展(台北)
修了したのは20年以上前になります。その当時に比べると世界への扉はグッと近く、そして求めてく
れているというのが実感です。誰でも手軽に表現を広く発表する事ができ、自由な表現がたくさん生ま
れる時代でもあります。クリック一つで容易に世界を覗き見ることができるからこそ、造り手はアイデ
ンティティーが強く必要になります。それを学べる場だと思います。
1973 宮城県多賀城市生まれ
1997 岐阜県立多治見工業高等学校 専攻科(陶磁科学芸術科)修了
2012 織部の心展(以降2008、2016)入選
2012 美濃展 入選
2012 庄六賞茶盌展 奨励賞
2014 国際陶磁器フェスティバル美濃 入選
2014/2015 美濃陶芸明日展 出品(美濃焼ミュージアム)
2016 いましの展 出品(美濃焼ミュージアム)
2017 現代の茶陶(茨城県陶芸美術館)
2012~2018年 TRADITION&INNOVATION(アメリカ6美術館 巡回)
[パブリックコレクション]
フェニックスアートミュージアム(アメリカ)
ACKLAND ART MUSEUM
PHOENIX ART MUSEUM
みのかも文化の森 美濃加茂市民ミュージアム
茨城県陶芸美術館
「陶芸」に魅力を感じ、他県出身の私は専攻科の先生方、地場産業の方々の力添えのもと、15年間作陶
を続ける事ができました。また、表現者として在るべき姿を指南していただけた事が、その後の大きな
財産となりました。「陶芸」の世界は多岐に渡ります。専攻科は、私にとって沢山の希望を持ち、吸収
して自分の進むべき道を見つけ、学ぶ事のできる場所でした。
1974 埼玉県北本市生まれ
2004/2012 ミノ・セラミック・ナウ 出品(岐阜県現代陶芸美術館)
2005 gallery陶林春窯 個展(多治見)
2006 日本クラフト展 佳作賞
2007 織部クラフト・デザイン大賞展 銀賞
2014 伊丹国際クラフト展 入選
2016 GALLERY数寄 個展
2018 女性陶芸家6名の表現(とうしん美濃陶芸美術館)
2018 画廊凛 個展(岐阜)
2019 現代茶陶展 入選
陶芸をする上で大事な事は、造形力・釉薬の知識・焼成の知識だと思います。造形力は生まれ持った
センスもありますが何より轆轤・手捻り・タタラ等の基礎がしっかりしていないといけません。また、
釉薬の知識・焼成の知識がないと理想の作品は作れません。専攻科では、その3つがしっかりと学べ
ますし私も専攻科で学んだ事で今の活躍があると思います。皆さんも専攻科でしっかり学んで未来の
陶芸家を目指してもらいたいです。
1978 岐阜県土岐市生まれ
2006 東海伝統工芸展 入選(以後毎年入選)
日本伝統工芸展 入選(‘09~‘14 入選)
2007 日本陶芸展 入選
2011 日本工芸会正会員に認定
2013 東海伝統工芸展 名古屋市長賞
伝統工芸陶芸部会展 日本工芸賞
陶美展 入選(以後毎年入選)
2014 庄六賞茶盌展 銅賞
現代茶陶展 奨励賞
東海伝統工芸展 安藤氏賞受賞
日本工芸会正会員 日本陶芸美術協会会員
現在は、精土メーカーであるカネ利陶料の代表として、地元窯元への産業の土。そして個人作家に向
けて焼き物の粘土を製造しています。近年、焼き物を取り巻く環境は大きく変わってきています。
伝統、製造、販売、作家性、何が必要なのか、自分で選び取る力が必要だと感じます。大地のおおも
とである「土」を触り物を作る事は、人のものづくりの根幹であり、物事を深く理解する事ができる
可能性があるのではないかと思います。
1976 岐阜県各務原市生まれ
2014 第10回美濃国際フェスティバル入選
2016 ギャラリー芽楽 個展「美しい」
2018 ギャラリー芽楽 個展「トキノマ」
2018 実験的素材研究バンドmonolith&soilmans note結成
専攻科では、陶芸の実技の基礎から座学(歴史や原料についてなど)までベーシックなところを満
遍なく学ぶことができました。学校で展示をたくさん見学に行けたのもありがたかったです。将来
にむけてのタネや目印のようなものを学校にいる間に色々手に入れられたような気がします。これ
らを足がかりにしつつ、新たな足場を模索しつつ、日々制作をしています。まだまだちょっとずつ
ですが、これから陶芸と一緒にどこまで世界を広げていけるのか楽しみです。
1974 三重県四日市市生まれ
2015 マイヤー×信楽大賞 入選(滋賀/信楽陶芸の森・USA/Frederik Meijer Garden & Sculptures)
2017 萬古陶磁器コンペ グランプリ(三重 / 四日市市 ばんこの里会館)
2017 第11回 国際陶磁器展美濃 入選 (岐阜 / 多治見市 セラミックパークMINO)
2018 第17回 三重県文化賞新人賞
2018 第7回台湾国際金壺賞陶芸デザイン競技展 入選(台湾 / 新北市汐止區 人文遠雄博物館)
鋳込み成形に魅力を感じ、鋳込み成形に関わっていきたいと考えた私は洗練されたデザインの器を手掛ける
(株)深山に入社しました。現在、職場では出荷担当しています。商品を出荷する時や展示会、販売会では
直接お客様のお話を聞くことができ、深山の商品に対する意見や今現在どのような商品が求められているの
か、どのような食器が売れているのか身近に感じる機会を頂いています。 将来は、深山での経験をもとに
自分の理想の器作りに生かしていきたいと思っています。
12月15日(日)美濃加茂市民ミュージアム企画展「後藤秀樹 床の間を離れて」の会場でアーティストトークが開催
されました。
11月20日~11月24日、京都市美術館別館で開催されました第53回女流陶芸展で、木村洋子さん(第43期修了生)が
女流陶芸大賞を受賞されました。
土岐市など主催の現代茶陶展で沼尻真一さん(第49期修了生)がTOKI織部大賞を受賞されました。
展覧会はセラトピア土岐で4月27日(土)~5月5日(日)まで。
第50回東海伝統工芸展で田中孝さん(第36期修了生)が中日賞、伊藤進矢さん(第53期修了生)が
東海伝統奨励賞を受賞されました。展覧会は愛知県美術館で4月23日(火)~29日(月)まで。