岐阜県立加納高等学校

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学校長挨拶

岐阜県立加納高等学校のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。

本校は、100年以上の長い歴史を有する学校であるとともに、普通科に加え、音楽科・美術科といった芸術系の専門学科を併置する全国的にも極めて特色ある高等学校です。

本校の校章は、白梅をモチーフとしています。梅は、古来、「好文木」と称され、学問の象徴として慕われるもので、本校では「理想(ゆめ)・英智・友愛」の校訓を「白梅精神」として大切に受け継いでいます。

こうした伝統とともに、本校は常に挑戦し続ける学校です。平成30年度には「進学指導重点校」、平成31年度には「地域共創フラグシップハイスクール」の指定を、さらに令和4年度には「グローカル探究実践校」の指定を県教育委員会から受け、これまで以上に進学指導に力を入れるとともに、新しい学習指導要領や大学入試等でも重視される「探究的な学び」の一層の充実を図っております。

「探究的な学び」には、コミュニケーションを重視した学習がより一層重要となり、こうした学習には、自分で「問い」を立て、身の回りの事象をより細かく観察し感じ取る必要があります。そして、感じ取ったことに対して考え・議論し、他者によく伝わるように表現できる力も求められます。こうした意味でも、普通科に加え、表現のプロフェッショナルを目指す音楽科・美術科を併置する本校には、大きなアドバンテージがあるのではないでしょうか。さらに、普通科は、令和4年度入学生から単位制に改編しました。単位制となることで、個のニーズに応じたより柔軟なカリキュラムを編成できるようになり、「探究的な学び」にも大きく資するものと考えております。

一方、本校では、諸活動にも大いに力を注ぎ、芸術の薫り高い白梅祭(文化祭)、スポーツ大会、音楽科の白梅コンサート、美術科のデッサンコンクールなど、実に様々な行事を行っています。更に、部活動にも多くの生徒が加入し、互いに協力し、時に意見を戦わせる中で切磋琢磨しています。

コロナ禍を経験し、希薄となったとされる、人と人との関わり、感じること表現することを何よりも大切にできる加納高校を、生徒たち、保護者の皆様、同窓生の方々、地域の方々、教職員を含めた全員で目指していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

                                       

岐阜県立加納高等学校長