岐阜県立可児高等学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。また、平素より、本校の教育活動に対し、格別のご理解とご支援を賜り、厚くお礼申し上げます。
本校は、昭和55年に設立された可児市内唯一の普通科高校です。一昨年の11月には創立40周年記念式典を開催しました。この40年間で、すでに1万3千人を超える卒業生の皆さんが岐阜県内はもとより、全国各地または世界を舞台に活躍されています。県内の進学校の一つであり、多くの高い志を抱いた生徒がお互いに切磋琢磨しながら有意義な学校生活を送っています。
本校の特徴は「全国各地の希望する大学に合格するための学力を養成すること」と「礼儀正しい品位のある高校生を育成すること」です。そのために、日頃の学習はもちろんのこと、挨拶や交通安全にも力を入れ、礼節を重んじた教育を展開しております。また、学習活動と同じく、部活動においても素晴らしい成果を挙げており、毎年多くの部活動が東海大会や全国大会に出場しています。限られた時間の中でお互いに話し合い、時間を有効に使い、工夫を凝らした練習を積んでいます。さらに、生徒会活動やボランティア活動にも力を入れています。また、探究活動の柱として、本校は一昨年度から岐阜県教育委員会からふるさと教育の一環である「地域共創フラッグシップハイスクール(FRH)」に指定されています。その活動としては夏の「エンリッチ活動」、模擬選挙、高校生議会をはじめ、フィリピンのセブ島での海外研修(昨年度は、オンラインによる海外研修の試みが行われました。)と幅広い活動を行ってきました。本年度も自ら地域課題を見つけ、地域の方々と一緒に課題解決に向けての様々な探求活動を行っていきます。こういった学習・部活動・課外活動等、本校の教育を支えているのが情熱・愛情溢れる教師集団です。教員が一丸となって一人一人の生徒を大切にし、きめ細かく指導し、生徒の「夢の実現」を達成すべく粉骨砕身努力しております。
令和3年度も、これまでの可児高等学校のよき伝統を引き継ぎ、さらに発展させるべく日々の教育活動に取り組んでいく所存でございます。今後も、本校のホームぺージを通して、随時その様子をお知らせしますので、本校教育の現状をご理解いただきますとともに、ご意見やご感想があれば、どうぞご遠慮なくお知らせください。
令和3年4月
17代校長 總山 俊行