入院中の祖母や祖父に食事介助をしたこともあるのですが、日頃自分が苦労を意識せずにやっていることがこれほど気を遣うべきことがたくさんあるのか!と痛感することが多いものです。
3年生生活の福祉の授業はこのホームページでもよく紹介させてもらっていますが、今回は介護ベッドでの食事介助実習です。
山高MIRAI(未来)プロジェクト(→山県高校の活性化・魅力化プロジェクト)の一環として、山県市から協力して頂いた「白内障体験ゴーグル」と「介護実習用ベッド」を活用して実習を行いました。シニアの方々の見え方を再現するゴーグルをかけ、椅子やベッドでの食事介助をどのように行うか体験します。
口の中に、思わぬ角度やスピードで無言のままスプーンが飛び込んできたら、どう感じるかが一発で分かります。
ちなみに写真の介護ベッドですが、学校でMIRAIプロジェクトのために頂いた予算で購入したもので、備品として設置されています。
ただのベッドではなく、電動で背もたれなどが起こしたり倒したりできるため、先日そのお値段を聞いてびっくりしました。こういったことが学校で体験できるのも、ありがたいことだなぁと思います。