企業が就職希望者や新入社員に求めるものの第1位は、コミュニケーション能力だそうですね。コミュニケーション能力。なんて抽象的な要求でしょう。
友達に誰かいい人を紹介してあげようとしたとき、「どんな人が好き?」と聞いてその答えが「コミュニケーション能力の高い人」と言われたら、どんな人を紹介すれば正解になるのでしょうか。おしゃべり好きな人でしょうか…。
いや、おそらく違うと思います。
だったら、「おしゃべりが楽しい人」とか「話題豊富な人」とか、「聞き上手な人」とか、もっと具体的に言ってくれよ、と私なら思います。
と、軽くトゲのあることを言ってしまったところで、進路講話の話題です。
本日は講師の先生に来て頂いて、お話を伺いました。生徒の皆さんはメモを取りながら、講話の内容をまとめていました。
今回のお話しでも出てきました。コミュニケーション能力。
これはやはりお話し好きな人のことを指すのではなく、
1.年齢も性別も所属も違う相手の言うことを理解できる能力
2.それに基づいて考えたり行動できる能力
3.自分の言いたいことを適切に表現し、相手に伝わる能力
のことを指すのだそうです。物わかりのいい人間、ということでしょうか。(ざっくりと訳しすぎですが。)
他にも、
◆面接などで初対面の相手の第一印象は最初の6秒で決まる。
◆返事は0.2秒以内で!素直さがそこに表れる。
◆挨拶は先手必勝!
◆履き物をそろえる気配りのある生き方をしよう。
◆感謝の心を忘れずに。例えば両親。親の誕生日言えますか?
◆365日の積み重ね、たった1%の差が1500倍に。
◆観察眼とおもしろいものを見つける力を養おう。
◆今できる・できないで進路を決めず、未来の可能性を作ろう。
などなど。ためになるお話しを多く頂きました。
昔私はこういった話を、大学3年生あたりの就職活動の時に啓発本みたいなもので読んだ覚えがありますが、時代は流れ、高校1~2年生が聞く時代が来たのだなぁと、しみじみしながら思いました。頑張れ高校生!頑張れ進路研究!