平成29年10月26日(木)実施 物理基礎の研究授業

浮力:
水などの流体中にある物体に対して、浮かぼうとする(=重力と逆向きに作用する)力。

日常生活で感じられる現象も、突き詰めると難しくなるのはなぜでしょう。
本日は、「浮力」について、2年生普通科 物理基礎の授業で授業参観が行われました。

「浮力の大きさは、何で決まるのでしょう?」

質量? 体積? 物質の種類・・・? 何かが関係すると思うのですが、何かは分からないですよね。

先生が最初に生徒の皆さんに予想を聞きます。私はさっぱり思いつかなかったのですが、今回は先生曰く、

 「かなり正解に近い予想が出て非常に驚いた」

とのことでした。スゴい!!

今日はそれを実験で検証します。 ビーカーに水を張り、フィルムケースにおもりを入れ、条件が違うものを比べて浮力を調べていきます。

結論としては、重さは浮力に関係ないんだそうです。
関係あるのは、体積。大きいものほどかかる浮力は大きくなるんだそうです。
同じ重さの物質があっても、大きさが変われば浮力が変わることを実験で検証します。

実験だけではなく、 予想や考察、まとめなども非常に活発に行えていたそうです。ただ実験する、やりっ放し、ではなく、知識を繋げていくことができていたことが非常にすばらしいものでした。私も実験や考察をやってみたいです!

ということで、私はビーカーとフィルムケースの代わりに、お風呂と子どものおもちゃで浮力を考察してみたいと思います。

 

余談。
浮力を英語で buoyancy(ボイヤンシー) というのだと初めて知りました。
もう二度と、使うことは無いと思います・・・。