胸骨圧迫。心臓マッサージとも言います。
教員は全員がそろうタイミング(定期考査期間中や長期休暇)に、救急救命法の確認を必ず行います。 (このように教員は夏休みといえども、普段とは違う仕事がたくさん入るのです・・・)
今年も体育館1階で、エピペンの使用法や胸骨圧迫、AEDの使用について訓練を行いました。
救急車の現場到着時間は、消防庁によると全国平均で8.6分だそうです。 それでも驚異的な速さではあるのですが、心肺蘇生法をその間ずっとやり続けるのは大変です。 (経験してみると分かります。一般人は1分ごとに交代しないと効果が下がります)
胸骨圧迫のテンポは、意外に早いBPM100~120です。(100~120拍/分) それより遅すぎても早すぎても、蘇生率が下がるのだそうです。
そこで! 調べてみました。BPM100~120の曲。
世界に一つだけの花
アンパンマンマーチ
ドラえもんのうた(古い方の主題歌)
地上の星
Diamonds(プリプリの)
ステイン・アライヴ(『サタデー・ナイト・フィーバー』の)
原曲のテンポに合わせ、胸の硬い胸骨を、5センチ(乾電池の高さ程度)へこむように押し込みます。
30回続け、2回の人工呼吸を行います。ただし人工呼吸は意識のない人に対して 非常に難しいので、省略して胸骨圧迫をやり続ける方が推奨されることもあります。
いざというとき、いつでもどこでも対応できるよう、今後も訓練を重ねて参ります。