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私は、本校に赴任して3年目を迎えます。あっという間の2年間であった。というのが実感。そして、令和8年度も2週間が過ぎました。残り1年、精一杯務めていきます。引き続き、よろしくお願いいたします。また、日ごろは、地域の方々、同窓生の皆様、保護者の皆様には、本校の教育活動に多大なるご支援を賜り、感謝申し上げます。
本校は、昭和24年に土岐郡中央高等学校として設立され、昭和28年に産業教育振興という目的で地元の強い要望により、岐阜県立土岐商業高等学校となり、今年で78年目を迎える歴史と伝統のある商業高校です。これまで、19,000人を超える卒業生を輩出し、地元経済界をはじめ、各方面で活躍しています。
校訓は「質実剛健」「明朗闊達」。飾り気なく誠実であること、心身ともに健やかでたくましく、明るく前向きに生きることを意味しています。また、本校のスクールミッションは、「地域や企業等と連携・協働した学びを推進する商業高校として、最新の専門知識と実践的なビジネススキルの修得を通して、地域について考え、支えることができる人材の育成を目指す学校」です。このスクールミッションのもと、生徒一人一人が商業の専門知識や技能を身につけるとともに、社会で求められるマナーやモラルを学び、心身を鍛えながら、地域社会に貢献できる人材の育成に取り組んでまいります。
令和8年度は、新入生160名を迎え、全校生徒462名でスタートを切りました。今年度、始業式、入学式などで生徒諸君、先生方に3つお話しさせていただきました。
① 今年度も引き続き、「大いに学び、考え、そして楽しむこと」を大切に、学校生活を送ってほしいと思います。昨年度もお話ししましたが、改めてお伝えします。大いに学び、多くの知識や技芸を身につけ、経験値を増やしてください。
そうすることで、筋道を立てて物事を考える力が育ちます。つまり、考えるための引き出し が増えていくのです。そして、その考えを行動に移し、満足のいく結果を得ることができたとき、物事を「楽しむ」力も、自然と身についていきます。
② 「探究」 について、改めてお話しします。探究とは、物事の本質に迫り、自ら問いを立て、考え、学びを深めていく営みです。人生は、探究の連続です。与えられた課題をこなすことは大切ですが、それだけでは十分とは言えません。今、自分が生きている中での課題を見つけること。そこにこそ、探究の本当の意味があります。この一年間で、ぜひ多くの探究活動に取り組んでください。
③ 今年1月、大学ラグビー決勝戦。明治大学が7年ぶりに日本一に輝きました。私が高校生の時、体育で「ラグビー」の授業があり、大学選手権の存在を知り、それ以来毎年欠かさず観ています。いくつかの大学の試合を見る中で、明治大学のラグビースタイルに感動を覚えました。監督である北島忠治(ちゅうじ)さんの考える合言葉、「前へ」。選手たちは常に前へ、ひたむきに楕円球を追いかけ、前へ前へとボールを運びます。体の大きな選手に、体の小さな選手が真っ向から挑んでいく――まさに、真っ向勝負のラグビーでした。選手たちは、北島監督の教えを体得し、プレーを続けていました。それ以来、ずっと明治大学のラグビースタイルが好きで応援をしていたので、久しぶりの優勝に胸が熱くなりました。60歳を迎える今年、懐かしさも含め高校時代の感動を思い出しました。
この「前へ」の言葉には3つの思いが込められています。ラグビーの戦略として、勝敗より大切なもの、人生哲学として。特に3つ目の人生哲学において、困難に直面した時、迷ったと時、逃げたくなった時、そんな時にこそ、半歩でいいから前へ進め このことは、今、明治大学全体に受け継がれている言葉となっています。この「前へ」の言葉は、探究する力にもつながっています。
今年度、みなさんに、土岐商業高等学校の生徒として、「前へ」と歩を進めていきましょう。
今後とも、引き続き土岐商業高等学校をよろしくお願いいたします。
令和8年4月 岐阜県立土岐商業高等学校 校長 服部幸広

