校歌
芳賀 矢一:作詞 島崎 麗太郎:作曲
1.巨鹿城南清雅の地 明治は三十有五年
歴史の歩みうけつぎて 商神ここにつえと止む
2.西にそびゆる伊吹山 理想を高く仰ぎみる
南多度山養老の 響きは永久に滝の音
3.広く世界を究めつつ 絶えせず磨く学と道
日に日に進む文明の 光を浴むる嬉しさよ
4.士魂商才身にしめて 行く手の道は遠けれど
撓まず倦まぬいそしみに 振い起さん国の富
校章
本校の校章は、ギリシャ神話における男性神「ヘルメス」を象徴化したものです。一般には幅広の旅行用の帽子をかぶり、翼の生えた靴をはき、二匹の蛇が絡み付いた使節杖を手にしている姿で現されています。 校章はこのヘルメスの持物を形どり、中央に杖、左右に翼、杖に絡む二匹の商業の守り神の蛇をそのまま現し、それに「大垣」の文字を配したものです。
ヘルメスは、ギリシャのオリンポス12神の一人ゼウスと巨人アトラスの女マイアとの間に、アポロンの弟として洞窟の中で生まれました。生まれるや否や直ちに歩きだし、若々しい力にあふれた美青年であったと伝えられています。
そして、この青年は商業・競技・農耕・牧畜・旅行・富と幸運の保護神として知られています。
なお、ロ-マ神話では「マーキュリー」とも言い、この語源から「商神」として校章に使用されています。