体験型授業(地理フィールドワーク)の紹介【地歴公民科】

 12月3日(金)、2年「地理A」の授業で、地形図を見ながら学校周辺をフィールドワーク(現地調査)しました。

まず、これまで教室で学習した河岸段丘の特徴について、実際の地形や集落立地を見ながら考察できました。 次に、可児市指定文化財である木造地蔵菩薩半跏像が安置されている建物や御嶽山信仰の石碑、三角点を見学しました。 さらに、「とれった広場」と「フィットハウス」の駐車場の高低差が、可児川洪水時の利用方法の違いに関係していることを学習し、地域の防災について考察できました。
授業を終えて生徒は、「いつも通っている通学路だけど、地図を使うだけでこんなに色々なことが分かってとても面白かった」、 「地図と実際の地形を照らし合わせてみると本当にその地形になっていてすごいと思った。他の場所でも地形に目を向けて考えてみたい」という感想をもったようです。 今後も、身近な地域をフィールドにして深い学びを実践していきたいと思います。

可児高が台地の上(標高114m)に。高いですね。
国土地理院が設置した約10万点の三角点の一つ。
可児市の案内板を読む。半跏像は珍しいそうです。
坂戸地域の災害時一時避難所に指定された場所。