本校卒業生の小島歩果さんは、神戸大学医学部医学科で学ぶ傍ら、学生団体Vcanに所属しHPVワクチン接種の普及啓発活動に取り組んでいます。今回のプログラムには、Vcanのメンバー3名が来校され、1・2年次生の希望者約60名が参加しました。
はじめにクイズ形式で「子宮頸がん」や「HPVワクチン」などについて、知っているようでよく知らないことを教えていただきました。その上で、HPVワクチン接種率が1%を切っていると言われる日本の現状に対して、若者の接種率向上のためのアイデアをグループごとに話し合いました。
プログラム全体を通して、メンバーの皆さんの「メリット・デメリットを検討した上で、接種するかしないか自分で決めてほしい」「今日知ったことを自分の中だけに留めないで、友達や保護者と話してほしい」というメッセージは、確実に参加者の胸に届いたようでした。