新潟医療福祉大学の山本裕二教授と名古屋大学総合保健体育科学センターの横山慶子准教授をお招きし、「スポーツを科学する!」というテーマで講演会を実施しました。
本講演では、テニスやサッカー、野球などさまざまなスポーツにおいて、選手がどのように動作を最適化し、パフォーマンスを向上させるべきかについて、具体的な事例を交えながらデータに基づいて説明していただきました。例えば、テニスにおいては、一見不規則で複雑に見える動作の中にも一定の運動パターンが存在することがデータ分析によって明らかになり、熟練者がそれを巧みに活用していることを学びました。また、データ分析を行う際には、「何を明らかにしたいか」や「そのスポーツの本質は何か」を考える必要があるという点が印象的でした。
参加した生徒たちは、データ分析の重要性やそれを活用したトレーニング方法についての理解を深め、今後の部活動や探究活動に役立てる意欲を高めることができました。