職業学問体験プログラム 超小型人工衛星の開発(宇宙工学)を行いました(10/28)

東京大学 大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻 教授 中須賀真一先生にお越しいただき,超小型人工衛星の開発についてご講演いただきました.

中須賀先生は,まだ2~3トンの大型宇宙人工衛星が主流だった2003年に,世界で初めて質量1kgの超小型人工衛星を開発し打ち上げに成功しました.そして現在,安価で,軽く,開発時間が短いというメリットから,多くの国・企業・大学が超小型衛星を開発しています.そんな超小型宇宙衛星の開発の歴史や,現状,そして将来の宇宙開発のビジョンまで,幅広く多くのことを教えていただきました.

また,中須賀先生が宇宙開発の道に進もうとされた最大のきっかけとなったアポロ11号の打ち上げ時について,中須賀先生の思いとともにお話しされ、「ビビッと反応するものに敏感であれ!」とのお言葉をいただきました。今回の講演会は、参加した生徒の進路選択に大変参考となる大変有意義な時間となりました.