自然科学部(生物班) 環境DNA学会 第4回大会 最優秀賞を受賞しました。(11/20-21)

自然科学部生物班(アユ班)が環境DNA学会の第4回大会に参加をしました。札幌で行われる予定でしたが、コロナの影響でweb開催となり、学校から参加をしました。博士課程の発表や、海外からの発表もあり、英語が入り乱れる高度な内容でした。
高校生ポスター発表部門では12団体が発表を行い、発表順は一番目でした。慣れてきたzoomの発表だけでなく、oViceというヴァーチャル空間を使って質疑応答をするという学会でも新たな試みの中、初めての学会の参加で四苦八苦しながら発表を行いました。
翌日の結果発表では最優秀賞(全国1位相当)を受賞することができ、これまでの苦労に報いることができました。

 

『基調講演会』を実施しました(11/9)

基調講演会は、本校が取り組む「グローバルリーダー養成事業」の中核をなす行事で、世界を舞台に活躍なさっている卒業生のお話を聞きます。
今年度は、三菱電機株式会社シニアアドバイザーの杉山武史氏(1975年卒)を講師にお招きし、「『気候変動と経済』-今から始めること」と題して講演会を行いました。今年度も、新型コロナウイルス感染予防のため、一部の生徒以外は教室でオンラインを使って視聴しました。また、講演会終了後には、希望者を対象に座談会を実施しました。
杉山様には、日本経済の変化を戦後から現在まで10年ごとのスパンで振り返りながら、その時々の現象の奥にあるものを示していただくとともに、現在、人類が直面している地球温暖化の現象や、ポスト・コロナの日本社会に必要なイノベーションについてなど、多岐にわたる話題を取り上げ、解決に至る道筋についてお話しいただきました。
また、座談会では杉山様ご自身のキャリア形成に関わる質問や、三菱電機としても今後どのような事業に取り組もうと考えていらっしゃるかなど、鋭い質問が相次いで出され、大いに盛り上がりました。

 

職業学問体験プログラム(調理・健康系)を実施しました(11/12)

職業学問体験プログラムとして、講師に株式会社林原の藤井健太氏をお迎えし、『トレハロース~その魅力と可能性~』という演題で講義と実習を行いました。
近年注目を集めているトレハロースはきのこや、パンなどの酵母を使った発酵食品など、日ごろ口にしている食品にも含まれている糖質です。砂糖との違いに目を向けながらその製法や特性について大変分かりやすい説明をしていただきました。そのあと、4人のグループに分かれて(全8グループ)、トレハロースの特性を学ぶために、調理実習を行いました。具体的には、スポンジカップケーキの上にのせるオレンジフォンダンをトレハロースを材料に作って、砂糖のフォンダンと比較してみました。
人生100年ともいわれる時代に突入しようとしている今、私たちの体を作っている食に目を向けることは、これまで以上に大切なことです。酵素反応によって作られたトレハロースが、今後の我々の生活にもたらす可能性についてなど、これまでは知らなかった新しい視点からものを見ることができました。

全日本高校模擬国連大会に参加しました(11/13-14)

第15回全日本高校模擬国連大会が、11月13、14日の2日間、兵庫県淡路市の県立淡路夢舞台国際会議場にて開催されました。
全国から書類選考を通過した60チームが参加し、本校からは、Aチーム(宗宮・高橋)、Bチーム(小島・塚本)の2チーム4名が出場しました。大会は、新型コロナウィルス感染症の予防策を十分に施した上で、対面によって(一部オンラインによって)行われました。議題は「核軍縮」でしたが、高校生たちは各国の大使になりきって、それぞれ自国の国益を損なうことなく、核廃絶に向けた合意形成を目指して活発に議論を交わしました。

職業・学問体験プログラム「辿り着いた映画の世界」(10/28、29)

本校卒業生で映画監督の磯村一路氏をお迎えし、職業・学問体験プログラムを実施した。28日には、磯村監督の代表作である「がんばっていきまっしょい」の映画を鑑賞した。そして、29日には磯村監督をお迎えして講演会を実施した。
一本の映画が世に送り出されるまでには、大勢のスタッフやキャストが関わっている。映画監督には、彼らの心を一つにして、その能力を最大限に引き出していく人間力が必要だというお話であった。そのためにも高校時代にはさまざまな人とコミュニケーションを図り、他者との関係性の中で自己を見つめる経験を積むとよいというアドバイスをいただいた。
今後、各自の進路を考える上で、大いに参考となるお話であった。

職業・学問体験プログラム 「おいしいから食べる、魅惑の昆虫食」を行いました(10/26)

立教大学文学部教授の野中健一先生をお招きして、昆虫食についての講義を受けました。世界各国での昆虫食文化について、多様な視点からお話されました。食糧不足を補う食材と表現されることもあるが、おいしい食材として、また貴重な食材として様々な加工や調理をして、「ごちそう」として食べていることを、様々な例を挙げて教えていただきました。また、講義の後には岐阜県の伝統料理でもある「へぼ飯」やイナゴの佃煮、アフリカの乾燥イモムシ「モパニワーム」などの試食をしました。