講演会「『どっちに転んでも困る』をなんとかしたい~子どもの貧困と私たちにできること~」(9/13)

9月13日、社会活動家で法政大学教授の湯浅誠先生をお招きし、講演会を実施しました。「友達といるとお金がかかる、けれど独りは寂しい」という『どっちに転んでも困る』状況が人を追い詰めるという話から、個人の境遇や考え方を変えるより、社会に働きかけることが近道であり「君たちの持つスキルを将来、社会全体に役立てることを考えてほしい」と語られました。約1時間の講演の後、生徒から次々と質問があり、その一つ一つに丁寧に答えていただきました。また、放課後の座談会には約30名の生徒が参加し、さらに様々な質問が出され、湯浅先生から示唆に富んだ話を聞くことができました。

 

卒業生と語る会Ⅱ(9/7)

9月7日5限目、2年生のFPT(総合的な学習の時間)において、大学や大学院で専門分野を学んでいる卒業生を囲んでディスカッションを行う「卒業生と語る会」を実施しました。6月に引き続いて2回目ですが、今回は大学4年生、6年生、大学院修士課程2年生に在籍する卒業生約30名を招き、12の学問分野に分かれて大学での専門的な学びや就職活動など、体験を交えた貴重な話を聞く機会となりました。さらに放課後には、京都大学医学研究科博士課程に在籍する卒業生を囲んだ座談会を実施し、1~3年生の希望者が参加しました。参加した生徒達は、先輩の話に熱心に耳を傾け積極的に質問し、自分の進路に対する意識を高めることができました。

岐高祭(文化祭・体育大会)(8/29~31)

学校中が最も活気にあふれる行事、岐高祭を実施しました。8月29日、30日の文化祭では、1年次各クラスが展示、2年生が映像発表、3年生が演劇に取り組み、それぞれ個性と創意あふれる発表をしました。文化系部活動や有志による展示やステージ発表もあり、大いに盛り上がりました。8月31日の体育大会では、全校生徒が4つの団に分かれて各種競技と応援合戦で競いました。今年度は白団が栄冠を手にしました。

エンパワーメントプログラム(8/13~17)

8/13から5日間にわたり、49名(岐阜高校37名、大垣北高校12名)の生徒が海外の大学生・院生と共に英語で学ぶ研修に参加しました。ポジティブシンキングの重要性からリーダーシップ、原子力エネルギーの是非、平和、グローバル社会の中での日本の役割、SDGs等、様々なテーマについて討論や発表を行うことにより、同世代の学生の考え方や生き方に直接触れ、世界の様々なものの見方を感じ取り、積極性・主体性・チャレンジ精神の涵養を図るとともに英語力及びコミュニケーション力を高めることができました。初日は緊張した様子が見られましたが、最終日のプレゼンテーションでは、参加者や保護者の見守る中で、本プログラムを通して自分が達成したことや将来の目標について堂々とした発表を行い、5日間の大きな成果が感じられました。

全国高校教育模擬国連大会(8/6-7)

8月6日(月)、7日(火)の2日間、東京品川のきゅりあん(品川区立総合区民会館) で全国高校教育模擬国連大会が開催されました。この大会は、国連会議のシミュレーション(模擬国連)を通じて、現代の世界におけるさまざまな課題について学ぶことを目的としています。本校からは1・2年生合わせて8チーム16名が出場しました。全国から71校、500名近い高校生が集まり、各国の大使として今年度の議題「サイバーセキュリティ」について英語によるプレゼンテーションを行い、議論を展開しました。グローバル化と情報化が一体となって進む現代社会において、サイバーセキュリティは喫緊の課題といえます。しかし、情報化の進展ぶりは各国間で差が大きく、共通の課題として論じるのは難しかったようです。A~Dの4議場ではそれぞれ活発に議論が交わされました。閉会式の場で表彰が行われましたが、本校からはA議場の優秀賞として、堀・大野ペアが表彰されました。全国の高校生との交流を通して、多くのことを学んだ二日間でした。

第100回全国高等学校野球選手権記念大会開会式(8/5)

8月5日、第100回全国高等学校野球選手権記念大会の開会式において、第1回大会から100回連続で出場している皆勤15校の1校として、本校硬式野球部の主将・吉村航汰(3年)が、他の皆勤校の主将とともに行進しました。これまでの諸先輩方が築かれてきた歴史と伝統を引き継ぎ、硬式野球部の代表に相応しい、堂々とした姿でした。