新ワークショップ型出前講座『スマホde防災リテラシー』(7/23)

岐阜中警察署の主催でKDDI株式会社より講師をお招きし、スマホを使用したワークショップが開催されました。ワークショップのミッションは、「班で野外活動中に大地震に遭ったという設定で、災害情報をスマホのチャットアプリを使って集め、安全な避難経路や避難所、救助に向かう場所を地図上で特定する。」というものです。MSリーダーズ、防災リーダーなど合計40人の生徒が4人ずつの班に分かれ、それぞれスマホの情報を頼りに、ミッションに挑みました。参加した生徒は、「思ったより難しかったが、災害時の情報を、いかに正しく迅速に伝達するかが大切だと感じた。」と感想を述べていました。

最先端科学体験プログラム「新商品を企画・提案しよう」(7/20)

株式会社デンソーより矢崎芳太郎氏をお招きし、最新技術を利用した新商品を企画・提案する講座を実施しました。前半の講演では「熱」に関する講義と、新商品の熱流センサーの紹介と計測の仕組みについて説明がありました。
後半の実習では5人ずつのグループに分かれ、熱流センサーを使った新商品を企画し、提案する体験をしました。様々な製品案を出し提案しましたが、別グループから実用化のための課題やよりよい提案があり、議論は白熱しました。最後に講師の矢崎氏より、熱ではなく熱流を計測することに注目すると、新しい視点が生まれるのではないかとアドバイスをいただきました。

講演会「ヨルダン概況、難民・国際協力」(7/20)

7月20日(金)の放課後に、櫻井修一氏〔前ヨルダン駐箚全権大使、岐高OB〕による講演会を実施しました。防衛省・財務省・経済産業省・内閣官房などでのご勤務経験から、国家公務員時代についてお話しいただくとともに、昨年12月に退官されたヨルダン駐箚全権大使としてのお仕事内容について伺いました。ヨルダンを馴染みの薄い国と捉えるのではなく、この国の中東地域での重要性や、世界的問題の一つとなっているシリア難民を大量に受け入れている国として理解し、その現状と問題点を学ぶことができました。

講演会「航空機開発の現場から“航空機開発/航空宇宙産業 ご紹介”」(7/13)

7月13日、職業・学問体験プログラムの一環として、川崎重工業株式会社航空宇宙システムカンパニー フェロー野久徹様にご講演いただきました。
1・2・3年生の希望者43人が、航空宇宙の全般、航空機開発の流れ、日本の宇宙開発、これからの航空宇宙事業についてのお話を拝聴しました。数々の航空機の設計に携わってこられた経験を踏まえ、開発の歴史やご苦労、今後の展望と後輩に託すことを、情熱とユーモアを込めてお話しいただきました。航空宇宙産業とそれを取り巻く私たちの世界を、具体的にイメージできるようになるすばらしい機会でした。

講演会「写真で伝える世界,東北 -子どもたちの『今』-」(7/13)

7月13日(金)の放課後に、安田菜津紀氏〔フォトジャーナリスト、スタディオアフタモード所属〕による講演会を実施しました。カンボジア、イラク、陸前高田市で、紛争や災害を乗り越えながらもたくましく生きる子どもたちについて、写真とともに紹介してくださいました。「一人の人間がやれることは限られていて、各々のできることを少しずつやる、つまりは我々には役割分担がある。私にとっては、写真を通してありのままを世界へ伝えることが役割です。」とお話しになりました。