本日は東京劇団集団風の皆さんにお越しいただき、芸術鑑賞会を実施しました。1987年に創立された「風」には風のように、形にとらわれずものを作るという思いが込められているそうです。本日は、初演依頼1000ステージの上演をしているロングラン作品「Touch~孤独から愛へ~」を見せていただきました。本日の演目の中では、3名の人物が登場しました。2人兄弟の居場所は彼らが住む家の中でした。兄は生きていくために弟のためにさまざまな手を尽くしてお金を稼いでいました。2人きりだった世界の中に、ある男性が入り込んでいくことにより、2人は変化していきました。その様子を熱く熱く演じていただきました。
以下生徒の感想です。
【3年生女子】
○トリートがずっと怖かったし、一人ぼっちに感じたけれど、最後はハロルドの言葉の意味に気づけて良かったと思う。人は一人では生きていけないと思った。フィリップがかわいかった。
○最後の叫びや、過去の言葉が流れながら苦しくもがく姿がぐっときました。
【3年生男子】
○ハロルドはナイフを向けられても、普通にトリートと会話していた場面がとても印象に残った。普通は動揺するはずだと思っていたが、冷静に会話していたことから、過去に危険な目に遭っていることが考えられる。
○どんどん成長していく弟と、自分を見失ってしまう兄とのすれ違いが感動したし、ハロルドの心が胸に響いた。
○兄は愛情表現が不器用だと思った。
○人間って生きてる間で大切な物が何か分かっていなくて、失って初めて気づくんだなって思った。
【2年生女子】
○兄弟という設定で、間違っていた兄弟愛というのもあったけど、最後は、ちゃんと心を開いて愛だなって思いました。とても感動しました。
○キャラの少しの心の動きまでよく分かる演技で感動しました。最後にTouch、触れることで自分の気持ちに気づけたところが特に印象に残りました。
【2年生男子】
○自分の環境を大切にしようと思った。常識をしっかり持てる人間になりたいと思った。
○最後のシーンを見て、もっと身近名人たちのことを大事にしていきたいと思いました。自分も感情を抑えられないときがあるので、これからの生活においてそのことを頑張りたいと思いました。
【1年生女子】
○自分を抑えることが苦手な兄のめんどうをハロルドが見てあげて直そうとしているところがすごいと思う。
○大切な人を失ったからこそ、大事なことを知れたトリートがとても感動的でした。フィリップの成長が見られて感動しました。
【1年生男子】
○人とのふれあい方について考えれた。
○自分の気持ちに素直になることが重要だと思った。それと、支えてくれる人がいることの大切さが分かった。