1年生の国語は2つの科目に分かれています。
評論を勉強する「現代の国語」、幅広いジャンルの文学を勉強する「言語文化」の2つです。
今日は「言語文化」の授業をのぞくと、漢文のプリントにひとりひとりが集中して取り組んでいました。
何よりも素晴らしかったのが、まず自分で考えて解こうとしている姿です。
授業のプリントにヒントがあるので、解けない問題にぶつかったら授業のプリントからヒントを得て問題に向き合います。
授業のプリントを見てヒントを自分で探すことは、少し手間がかかります。正直「えーめんどくさい!」と言っている生徒もいました。
そんなことを言いながらも一生懸命取り組むのが不破高生です。
ヒントを自分で探して自分で問題が解けたことは、1つの成功体験です。
成功体験の積み重ねは自信にも繋がるので、国語の授業では自分で解いてみるという行動を大切にしています。
ひとりひとりが真面目に取り組んでいるので、「漢文の勉強が嫌だ!」という生徒も、
「ちょっとやってみようかな」という気持ちになって取り組み始めるので、そこがまた素敵なポイントです。
不破高生はとても素直で優しいです。
どんなに一生懸命授業プリントを見てもヒントが見つからないことがあります。
そんなとき「わからーん!」と素直に言うと、「どれどれ?」と近寄って一緒に問題を解き始めるので、そんな優しい積み重ねがテストの結果にも表れていました。
授業で全然できなかったのに、テストのときにはその部分ができていました。
本人の努力ももちろん素晴らしいですが、みんなで一緒に勉強して高め合うという連帯感が目に見えるのがいいですね。