文部科学省指定 スーパーサイエンスハイスクール

岐阜県立恵那高等学校

[感染症予防対策をとった上で活動しています]

 

SSR:生命科学オンライン特別講義

3月13日(水)

 

科学技術振興機構(JST)のプロジェクトERATO「深津共生進化機構」のご協力のもと、生命科学オンライン特別講義を実施しました。

深津武馬先生(産業技術総合研究所 首席研究員/東京大学大学院 教授/筑波大学大学院 教授/ERATO深津共生進化機構プロジェクト 研究総括)に、「昆虫の多様性と共生の進化」と題して講演をしていただきました。

講義後の質疑応答では学年や科を超えて数多くの質問があり、先生の経験から丁寧にお答えいただき、多くの新しい知識を与えてくださいました。

先端科学に触れることで、学習意欲の向上を図り、日常の疑問や不思議について考えることで、問いを発見する力を養う機会となりました。

 

 

課研:サイエンスダイアログ

2月7日(水)

 

日本の大学や研究機関で活躍されている若手外国人研究者3名による講演会を実施し、専門の研究や母国について語っていただきました。

前半は近隣高校のALTにも参加していただき、25の研究班が6会場に分かれて課題研究の内容を英語でプレゼンテーションしました。質問を受けたことにより新たな視点に気づくことができたグループもあり、有意義な時間となりました。後半は3分野に分かれてオールイングリッシュでの講義を受けました。

◆生徒の感想◆

・この取り組みを通して、曖昧な表現になりえる日本語とは異なるはっきりとした英語を用いて発表したことで、今までの実験の考察や展望がより確実なものになったと思った。

・5分で伝えるために内容を見直してできるだけ簡潔に話そうとしたことで、日本語のプレゼンにも磨きがかかったと感じた。

・人文学の講義を選択したが、国際的な視点で文化について考えることができて良い機会だった。

 

課研:リサーチⅠ中間発表会~助言指導~

12月12日(日)

 

1年生理数科のリサーチⅠ発表会にアドバイザーとして参加しました。1班あたり1年生の研究班4班の発表を順に聞き、質問を投げかけました。

これまで研究活動を行ってきたからこそ分かるアドバイスばかりで、2年生にとっても研究活動の成果を感じる機会となっただけではなく、1年生に投げかけた質問を自身の研究に置き換え振り返る機会にもなりました。

 

 

課研:課題研究発表会リフレクション

11月22日(水)

 

課題研究発表会の感想を共有し、振り返りの時間を設けました。

後輩や同学年の仲間たちの感想を受けて、今後の研究の糧にしていきます。

 

 

課研:SSH・FSH岐阜県合同課題研究発表会

11月15日(水)

 

岐阜県教育委員会 学校支援課、SSH指定校の本校、岐阜県理数教育フラッグシップハイスクール(FSH)指定校の岐阜高校・岐山高校・岐阜農林高校・大垣東高校・吉城高校をオンラインでつなぎ、岐阜県合同課題研究発表会を行いました。

口頭発表は各校より代表1班ずつの計6班が発表し、本校からは先週の課題研究発表会で評価の高かった「栗のインク」の研究班が代表で発表しました。

本校では1,2年生理数科の生徒が見学し、発表者も見学者も他校との合同発表会を通して新たな刺激を受けたようでした。

 

 

課研:課題研究発表会

11月8日(水)

 

2年間の研究成果を発表する課題研究発表会を行いました。生徒実行委員会によって企画・運営され、準備を進めてきました。

第1部は1,2年生全クラスを対象とし、各科(物理・化学・生物)の代表3班が体育館のステージで口頭発表を行いました。

第2部は1年生理数科と2年生全クラスの生徒を対象とし、各研究班が割り当てられた会場でブース発表を行いました。

また地学実験室と物理実験室を展示室とし、各研究班の実験器具やリサーチノート等を見学できるように設営しました。

(課題研究発表会の資料はアブストラクト集のページに掲載しております)

 

 

SSR:サイエンスパーク

10月28日(土)

 

中学生対象の科学探究塾を開催しました。

第1部は物理分野の実験講座、第2部は研究発表交流会を行いました。

研究発表交流会において、中学生の発表前に生物分野「ミミズの生存戦略の解明」の研究班が課題研究の成果を披露しました。

 

 

課研:科内発表会

10月25日(水)

 

分野ごとに発表会を行い、理数科3年生の生徒が見学しました。理数科2年生の生徒は司会・進行・タイムキーパーなど発表会の運営もしながら、これまでの探究活動の成果を発表しました。

この発表会は11月8日に行われる課題研究発表会の代表選考も兼ねており、分野内で評価の高かったグループが1,2年生全クラスに向けてステージで発表をします。

 

 

課研:城陵祭 ポスター展示

9月2日(土),3日(日)

 

理数科2年生の探究活動で、7月末までの2クール目~探究力伸長期①~の進捗目安は「課題に対する新たな視点を見つける」「ここまでに実験をトータルで2つ以上行っている」「ポスター作成」です。

2クール目の成果報告として、探究活動の途中経過をポスターにまとめ、城陵祭文化の部2日間にわたりサイエンスホールに展示しました。

1,3年生の課題研究についての展示も併せて行いました。

 

 

SSR:環境DNAを使った出前授業②~神戸大学と連携~

7月12日(水)

 

1回目に引き続き、神戸大学大学院 人間発達環境学研究科 助教 佐賀達矢先生、東北大学大学院 生命科学研究科 国際競争力強化研究員 笠田実先生、神戸大学大学院 人間発達環境学研究科 博士前期課程2年 木谷亮太氏を講師にお迎えし、出前授業を行いました。

1回目で採水した阿木川の水の環境DNA分析の結果を見て、分析結果から読み取った生物についてや気づいたことをグループごとにシートに書き出していきました。

 

 

SSR:エネルギーセミナー

6月16日(金),23日(金)

 

核融合科学研究所(土岐市)で研修を行いました。

午前は研究者の方による講義を受けて核融合と核分裂の違いや核融合発電の安全性や将来性などを学び、施設内を見学させていただきました。

午後はグループに分かれてエネルギーに関する実習をさせていただきました。また研修後には実習で学んだことをグループごとに発表する報告会を行ないました。

国際的に進められている研究について理解を深め、充実した研修となりました。

 

 

SSR:環境DNAを使った出前授業①~神戸大学と連携~

6月15日(木)

 

神戸大学大学院 人間発達環境学研究科 助教 佐賀達矢先生、東北大学大学院 生命科学研究科 国際競争力強化研究員 笠田実先生、神戸大学大学院 人間発達環境学研究科 博士前期課程2年 木谷亮太氏を講師にお迎えし、出前授業を行いました。

現在の身近な川に生息する魚の種類(生物多様性)を知り、それをデータベースへ登録したり異なる地域との比較を行ったりして身近な川の魚類相を相対化し、自地域の生物相への興味・関心を湧かせることを目的としています。また、自らの生活をより良くするための科学技術の利用法を考え、その上で生物多様性が食(供給サービス)の源泉になっていることを実感させ、生物多様性の意義を自分のこととして考える機会を作ります。

この日は「生物多様性について・環境DNAの技術」と題して講義をしていただき、その後阿木川に採水に出かけました。採水した阿木川の水は木谷氏に環境DNA分析を行っていただき、来月の2回目の講義で結果を聞きます。

 

 

課研:インターンシップ~1年生の受け入れ~

6月14日(水)

 

理数科1年生の生徒が理数科2年生の課題研究に参加しました。

2年生の研究班1班あたり2~4名の1年生が訪れました。2年生は、1年生に研究内容を紹介した後に、自分たちの実験を手伝ってもらいました。課題研究の活動を1年生に伝えることができました。

 

 

課研:第1回経過報告会

6月7日(水)

理数科2年生の課題研究では、1年間を4つのクールに分けて進捗の目安を設けています。

5月末までの1クール目~探究基礎力育成期~の進捗目安は「テーマに対する課題が明確となる」「ここまでに実験を1つ以上行っている」です。

1クール目の振り返りとして報告会を設け、他の研究班の生徒に自分の研究について話しました。

ここまでの探究活動の成果をリサーチノートにミニレポートとしてまとめ、発表者は目的・仮説・方法・結果・考察・展望の順に、研究の目的に対してどのような結果が得られたのか、聞き手に分かりやすいストーリーを考えて話をすることを意識しました。

 

 

課研:ガイダンス・レポート発表会

4月12日(水)

 

授業のはじめに1年間の大まかな流れの説明を受け、探究活動をする上でのポイントや注意点などのレクチャーを受けました。

その後それぞれの研究室に分かれ、春季休業中の課題レポートの発表会を他の班の生徒とペアで行い、質疑応答の際には前年度のディベート学習で学んだクリティカルシンキング(NT,NI,NU)で質疑応答すること、「答」を教えるのではなく「相手が自ら考えるきっかけ」をつくれるように発問することを意識するようにしました。

発表後はルーブリックを用いて評価し、評価表に記入して相互評価をしました。