文部科学省指定 スーパーサイエンスハイスクール

岐阜県立恵那高等学校

 

 

課研:リサーチⅠ発表会 

2月16日(火)

 

テーマ設定の過程を経て、まとめた研究計画を2年生の生徒に向けて発表しました。1年生の研究班1班につき2年生の研究班4班に順に聞いてもらい、アドバイスをもらうことで自分たちの研究に足りないものを認識したり新たな視点に気づくことができたり、大変有意義な時間となりました。春季休業課題として、今回の発表会でのアドバイスを基に研究計画を改善したレポートを完成させ、リサーチⅡにつなげていきます。

 

 

SSL・課研:サイエンスダイアログ 見学 

2月10日(水)

 

来日して日本の大学や研究機関で活躍されている若手外国人研究者3名によるオンライン講演会を実施し、母国や専門の研究について語っていただきました。前半は3分野(6教室)に分かれて2年生の生徒ともにオールイングリッシュでの講義を受けました。後半は2年生の25の研究班が研究者の方々に向けて英語でプレゼンテーションを行う様子を見学しました。今後目指す姿を認識することができ、有意義な時間となりました。

◆生徒の感想◆

・生の英語に触れることで、英語を学ぶ意欲が増した。
・先輩方が英語で発表し、質問に対しても堂々と答える姿がかっこよかった。
・来年自分たちが発表するときのために、英語力を伸ばしていきたいと思った。

 

 

SSL:統計学講座② 

2月2日(火)

 

2回目のこの日はデータの表現力を身に付けるため、パソコン室で実際にエクセルを使用しながら講義を行いました。基礎であるグラフの作り方から始め、標準偏差と標準誤差の違いについてを身近な事象を用いて解説されました。恵那高校SSHの課題研究を指導する教諭ならではの視点で、探究活動を行う上で今の生徒に伸ばしてほしい基礎力と応用力に的を絞った講義が展開されました。

 

 

SSL:統計学講座① 

1月26日(火)

 

本校の教諭(生物科)による統計学についての講義を行いました。1回目のこの日は統計の基本講座を行いました。基本講座では恵那市の人口推移など、身近なデータの読み取りや、統計を行う上で落とし穴となる法則などを学びました。

 

 

SSL:ディベート~試合~ 

1月5日(火)~

 

これまでのディベート学習のまとめとして試合を行いました。これまでの学習で「論理的に話す」力を身に付けてきたので、これからは課題研究で「論理的に書く」ことへつなげていき、建設的な結論が導けることを期待します。(コロナ対策として例年より教室を分散させて距離をとり、試合の回数も減らして実施しました)

 

 

課研:冬季休業課題報告会 

1月5日(火)

 

冬季休業中の課題として、課題研究で探究したいテーマと研究の方法についてレポートにまとめ、発表会を行ないました。これから始めていく課題研究で実験や観察の方法を経験し、実験を通して結果を検証する力を養っていきます。 (コロナ対策として例年より教室を分散させて距離をとり実施しました)

 

 

課研:テーマ設定中間報告会 

12月15日(火)

 

冬季休業期間前の年内最後の授業となったこの日、テーマ設定の中間報告会を行いました。現時点で興味のあることについて相手に話すことによって深めていき、この報告会を経て冬季休業中にレポートを完成させ、テーマを決定していきます。(コロナ対策として例年より教室を分散させ、距離をとって実施しました)

 

 

SSR:SSH開講式記念講演会

 12月8日(火)

 

本校同窓生で光ファイバーの第一人者である末松安晴先生(東京工業大学栄誉教授)による講演会を、今年度はコロナウイルス感染症拡大防止のためオンラインで開催しました。「インターネットを支える光通信」と題して講演をしていただきました。(例年は5月に開催)

◆生徒の感想◆
・世界で生きるために、日本語、英語、数学の勉強を一生懸命頑張りたい。
・先生の「誰もやったことがない新たなものをつくろう」という考え方を、自分の課題研究につなげていきたい。
・通信技術のかなり専門的な事を聞いて、内容は難しかったがスケールの大きさを感じ、この技術が世界中で生かされている事が分かった。日本が生み出す技術は素晴らしい。

 

 

SSR:珪藻学講座

 11月24日(火)

 

サマーサイエンスセミナーの代替として、福井県立大学海洋生物資源学部 佐藤晋也准教授による講演会をオンラインで開催しました。『珪藻の観察を通じて進化について考える』と題して、藻類の分類系統や地球環境を作ってきた海藻についてのお話や、意外な利用方法など興味深い内容について幅広く講義していただきました。また今回は事前に生徒が採取した珪藻をお送りし、電子顕微鏡による観察も行っていただき、生徒も意欲的に講義に参加でき、今後の課題研究テーマ設定に向けて有意義な時間となりました。

◆生徒の感想◆
・珪藻は今の人間の技術では超えることのできないほどの大きな力を秘めていることに驚いた。
・珪藻が私たちの生活にも使われていることや科学捜査にも利用されていることを知り、様々な可能性を秘めた面白い生物だと思った。
・進化についての話も聞き、私たちもそうして進化してきたのかと思うと少し不思議な感じもしたし、これからさらに進化することもあるのかなと疑問に思った。

 

 

課研:課題研究発表会 見学

11月18日(水)

 

2年生理数科の課題研究発表会を見学しました。今年度はコロナウイルス感染症拡大防止のため、対策をとって開催しました。ポスター発表を1時間、オンラインによる岐阜県合同課題研究発表会を2時間見学しました。1年後の目指す姿を認識するとともに、必要な力を身に付けていこうとする向上心を持つきっかけとなりました。
対策についての詳細は、「成果の普及:課題研究発表会のご案内」のページでご覧いただけます。

◆生徒の感想◆
・SSLの授業で身に付けた力を話し方や質問にも活かしていたのが印象的だった。
・疑問を持つことで次につながっていくことが分かったので、これからの課題研究に活かしていきたい。
・研究結果を自分たちの生活に活かせる課題で研究に取り組みたいと思った。
・SSHの活動を通して新たな視点を得ることができると感じた。

 

 

課研:数学発見~発表会~

 10月30日(金)

 

数学の探究基礎講座のまとめとして、ポスター発表会を行いました。1時間目はクラス内で5班ずつに分かれて、2時間目は2クラス合同で同じテーマの研究班で集まって発表会を行い、評価表を用いて相互評価をしました。決められた発表時間内に分かりやすく伝える難しさを実感した様子でした。この活動を経て今後はテーマ設定に取り組みます。

 

 

課研:科内発表会 見学

 10月28日(水)

 

2年生理数科の生徒がこれまでの探究活動の成果を発表する科内発表会を見学しました。数学・物理分野、化学分野、生物分野の中で希望する分野の発表を見学し、質疑応答の際には1年生からも質問が出ました。今回発表を見学したことによって、探究活動をすすめる上で大切にすべきことを感じ取ることができ、今後目指す姿をイメージすることができました。

◆生徒の感想◆

・来年、自分たちの番になったら聞く人に分かりやすい実験をしたいと思った。
・先輩が発表後にとても良い顔をしていたのが印象的だった。
・日常の中で不思議に思ったことを題材にしていたので、日常に目を向けることの大切さも学ぶことができた。テーマ設定の仕方やまとめ方も色々分かって良かった。

 

 

SSL:ディベート~ジャッジ~

10月20日(火)

 

ジャッジの観点を身に付けるため、議論の論証の不備を指摘する練習問題に取り組みました。はじめはクラス全体で1つの練習問題に取り組み解答例を確認した後、1人で取り組み近くの席の人と答え合わせをしました。

 

 

課研:数学発見③④

10月13日(火),10月20日(火)

 

3回目の授業からポスター制作に入りました。ここまでの探究活動で得た情報を基にポスターを書く人、発表原稿を考える人、模型を作る人とグループ内で分担して進めています。初めて見る人でも分かりやすい発表を目標に準備していきます。

 

 

SSL:情報講座

 10月13日(火)

 

本校図書館司書による情報講座を行いました。ネットや図書館の文献から自分が必要とする情報を効率よく入手する方法や注意することを学び、実際に検索し体感しました。これを今後のディベート学習や課題研究に活かしていきます。

 

 

課研:数学発見②

10月6日(火)

 

2回目のこの日は、グループごとに探究活動を深めました。ホワイトボードを使用してディスカッションをするグループや図書館で文献検索をするグループも見られました。

 

 

課研:数学発見①

9月15日(火)

 

本校数学科の教諭による全5回の探究基礎講座「数学発見」が始まりました。この講座を通して数学における課題研究の手法を学びます。数学のミニ課題研究に取り組み、数学の良さや面白さを再発見し、ポスター発表を通して筋道立てた分かりやすい説明の方法や適切な情報の見せ方などを学ぶことを目的としています。初回はグループごとに取り組むテーマを決定し、探究活動をスタートさせました。

 

 

課研:課研見学ツアー

 9月9日(水)

 

2年理数科の探究活動を見学しました。研究ポスターや実際の実験の様子を見て、興味のある研究班の先輩に声をかけ、説明を聞きながらメモを取りました。今後のテーマ設定に活かしていきます。

 

 

課研:城陵祭 自由研究レポート展示

 8月27日(木),28日(金)

 

夏季休業中に行った自由研究のレポートを、城陵祭文化の部の2日間サイエンスホールに展示しました。今後の探究活動に向けて歩みを進めることができました。2,3年生の課題研究についての展示も併せて行いました。

 

 

SSL:ディベート

 8月18日(火)

 

夏季休業中に情報収集し完成させた立論シートを基にピンポンディベートを行いました。回数を重ねてきたこの日も「理由と具体例を明確に伝える」「アタックの基本①Not true:正しくない, ②Not important:論題を考える上で重要ではない, ③Not unique:必ずしもそれが理由とは言い難い,を明確にしてからアタックする」、これらができることが目標です。これは研究のプロセスや質疑応答の場面など、課題研究で活かされる手法です。それに加えて新しく「ジャッジ」の観点についても学びました。

 

 

課研:自由研究発表会

 8月18日(火)

 

夏季休業中に身近な自然現象や科学技術に対する疑問を見つけ、テーマ化した疑問について仮説を立て、これを検証する実験を行いレポートにまとめました。数人でグループになり、グループ内で互いの距離を考えながら順に研究発表と質疑応答の時間を設け、相互評価をしました。

 

 

課研:探究基礎講座Ⅱ~生物~

 7月28日(火),8月25日(火),9月1日(火)

 

生物の探究基礎講座Ⅱでは、DNAの抽出実験を行いました。「実験書に掲載されている実験操作の意味は」「操作にかける時間を変えるとどうなるのか」「操作を省略した場合に得られる結果は」「材料の使用する部位を変えたら」など、通常の実験をより探究的に行い、「なぜ」「どうして」という視点をもって各グループで手順を考えながら実験に取り組みました。課題研究における実験の組み立てや場合分けの仕方を考える上で活用していきます。

 

 

課研:探究基礎講座Ⅱ~化学~

7月28日(火),8月25日(火),9月1日(火)

 

化学の探究基礎講座Ⅱでは「セッケンの洗浄力について探究しよう」をテーマに、食用油からセッケンを合成し、市販のセッケンや合成洗剤との性質を比較する実験を行いました。仮説を基に実験を行い結果を表にまとめ、検証し考察をする探究の手法を繰り返すことによって習慣化していきます。それに加えて今回は、その先の発展研究を考えることや感想と自己評価を記入し実験を振り返るところまで体験しました。

 

 

課研:探究基礎講座Ⅱ~物理~

 7月28日(火),8月25日(火),9月1日(火)

 

物理の探究基礎講座Ⅱでは、振り子で生じる現象の説明を実験を通して確認し説明することによって探究活動の方法とまとめ方を学びます。レポート用紙に実験をまとめ、テーマ:Title、目的:Purpose、仮説:Hypothesis、実験方法・使用器具:Experimental Design、結果:Results、考察・結論:Conclusion、活動の振り返り:Future Directionsの項目立てをし、評価ルーブリックによって一項目ごとに評価に加点をするところまでの手法を身に付けます。

 

 

課研:探究基礎講座Ⅰ~生物~

6月23日(火)~7月21日(火)

 

生物の探究基礎講座Ⅰでは寒天培地の作り方・マイクロピペットの使い方・PCRと電気泳動装置について学び、生物の課題研究で必要な基本操作を理解しました。警報の発令により2週間遅れて探究基礎講座Ⅰが終了しました。7月28日からはⅡが始まります。

 

 

課研:探究基礎講座Ⅰ~化学~

6月23日(火)~7月21日(火)

 

化学の探究基礎講座Ⅰでは「銅元素の保存」の実験を行いました。この実験を行うことで、白衣の着用、溶液の取り方・量り方、液体の加熱法、ろ過の仕方など、実験の基本操作を学びました。

 

 

課研:探究基礎講座Ⅰ~物理~

 6月23日(火)~7月21日(火)

 

理数科1年生80名を3つに分け、物理・化学・生物の各分野において実験を1週ごとに行い、機器の扱い方やレポートの書き方を学ぶ「探究基礎講座」が始まりました。今後課題研究を行う上で大切なことを、基礎的な実験によって身に付けていきます。物理では昨年まで探究基礎講座Ⅱで行っていた「紙コップの不思議」をⅠで行ない、Ⅱの内容を一新します。探究活動の方法を学ぶことを目的とし、仮説を立てて実験し、得られた結果から考察を行う流れを繰り返します。論文を意識したレポートのまとめ方までを身に付けます。

 

 

SSL:ディベート

 6月30日(火)

 

前回記入したピンポンディベートのフローシートを見直して、「理由と具体例の出し方、伝え方について」「アタック(質疑)のやり方について」「前回の授業のピンポンディベートで欠けていた視点、できなかった点は何か」「調べられる時間が与えられたら、どんなことを調べれば良いのか。それは肯定または否定のどちらをサポートすることなのか」この4つの観点から前回の授業を振り返り、自分の感想をまとめました。次週までに同じ議題で新しいフローシートに「理由、具体例」を考え、記入しておくことが課題として出されました。

 

 

SSL:ディベート

 6月23日(火)

 

1年次では論理的に「議論する」ことを身に付けていき、2年次でその手法を論理的に「書く」ことにつなげていきます。ディベート学習初回のこの日は、コロナウイルス対策により例年のようなグループワークや対面での会話を避けた内容となりました。ピンポンディベートを体験してイメージを深め、その中で三角ロジックを意識的に用いるとともに、考えをディベートの形におこしていく一連の流れを学びました。

 

 

課研:科学史

6月16日(火)

 

本校教諭による「科学史」の講義を行いました。ダヴィンチ、アルキメデス等、先駆者にまつわるエピソードを通して、近代科学の誕生と科学の社会的役割について学びます。3年間のSSH活動の中で課題研究にどのような心構えで臨むのかを考える機会となりました。

 

 

SSL:論理的思考Ⅰ

 6月16日(火)

 

本校英語科の教諭による講義「論理的思考Ⅰ」(オールイングリッシュ)を行ないました。三角ロジックを用いて自分の意見を論理的に相手に伝える手法とその重要性について学びました。例年は理数科2クラス合同で2コマ使用し、先輩の模擬ディベートを見学したのちに講義を実施しますが、今年度は模擬ディベートを取りやめ、クラスごとに1コマに短縮して実施しました。例題に沿って英語で対話をするペアワークも例年より数を減らしマスクの着用と教室の換気を徹底し互いに距離をとった形で実施しました。

 

 

課研:SSHガイダンス

 6月9日(火)

PC室オリエンテーションの次の時間はSSHガイダンスを行ないました。これまでの恵那高校のSSHについて知り、先輩のSSHの活動の様子からこれから3年間で自分たちが目指す姿について確認しました。

 

 

SSL:PC室オリエンテーション

 6月9日(火)

 

分散登校も2週目となったこの日、待ちに待ったSSHのスタートを迎えました。1年生にとって初めてとなるSSHの授業はPC室オリエンテーションです。「SSL」の科目は「社会と情報」の代替となるため、PC室の使い方や情報リテラシーについて学び、操作に慣れるためエクセルを利用したアンケートに答えました。