令和5年11月20日、本校にて命を守る訓練が行われました。今回は、「地震が来た後に化学室で火事が発生した」という想定です。
緊急地震速報が発令されると、生徒たちは素早く机の下に潜って身の安全を確保。
その後グラウンドに避難しました。
今回の訓練は中津川市消防員の方にもご参加いただき、講評をいただきました。
消防員の方は、講評の中で「おはしも(押さない・走らない・喋らない・戻らない)」の周知徹底、特に「喋らない」のは集団パニックの防止と上からの指示を正しく聞くためであることを強調。さらに、「高校生は災害時に大きな戦力になるため、日頃から災害への意識を持ってほしい」と説きました。
学校長もまた、自身が消防団に所属していた過去があることに触れ、「ぜひ消防団に加入し、地域の安全を守るために努めてほしい」と願いました。
さらに、全体訓練の後、2,3年生は減災力テスト、1年生は消火実演・消火器取扱い訓練が実施されました。
いつ来るか分からない大災害ですが、起これば1人1人にそれぞれの使命が生まれます。
その使命を全うできるように、日頃から身近な人たちと災害に対する意識を高めあっていきたいものです。