長良高校の探究的な学習

長良高校は、昨年度まで岐阜県から、「地域共創フラッグシップハイスクール」に指定されていました。これは、地域の魅力を知り、課題を発見・解決することで、地域の将来を担う当事者としての意識を向上させるとともに、グローバル化に対応するコミュニケーション能力や課題解決力等の国際的素養を身に付け、地域創生などの様々な分野で活躍できるリーダーを育成する事業です。

今後も、主に総合的な探究の時間の中で、岐阜市などをフィールドに課題を解決するアイデアをグループで考えていき、視野の広いものの見方や考え方を身に着けます。

 

◆長良高校での取り組み

1年生
LHRの時間を中心とした授業内での課題解決学習
クラス単位での実施。生徒は5人程度のグループ学習。
正担任・副担任がサポーター
岐阜大学地域科学部との連携

〈内容〉
①岐阜市内フィールドワーク
②岐阜市の持続可能なまちづくりのための提案づくり
③ポスター作成および発表

 

2年生
「総合的な探究の時間」の中で課題解決学習
クラス単位での実施。生徒は5人程度のグループ学習。
正担
・副担任がサポーター
岐阜大学Coデザイン研究センターとの連携

〈内容〉
①岐阜市の持続可能なまちづくりのための提案づくり
②他地域の比較を踏まえた論理構築
③英語プレゼン作成および発表

 

3年生
「総合的な探究の時間」の中で課題解決学習

生徒一人ひとりの進路希望に合わせた個人活動

〈内容〉
①グローバル課題設定
②論理構築
③エッセイ作成

 

◆ この学習の中で身に着けたい力

・学校周辺の地域について、自ら知ろうとすることにより、改めて自らが生活する地域の現状を分析し、課題を発見する力

・郷土に愛着心を抱くことで、より良い暮らしをするための課題 解決方法に積極的に取り組み、順序だてて物事を考える力

・取り組むべき課題に対しての解決方法を論理的に立案し、他者に表現する力