7月7日、8日と中学部でデイキャンプがありました。今年度は新型コロナウイルス対策として泊を伴わないデイキャンプの形で実施したのですが、非常に充実した2日間でした。7日は買い物や調理、掃除など自分たちの力で準備して片付けまでやり、シャワーを浴びて夜にはお楽しみの花火大会、8日は浴衣や甚平に着替え、ヨーヨー釣りやお化け屋敷で夏を感じました。
普段の授業では体験できないような特別な2日間を生徒たちも存分に楽しんでいて「またこのメンバーでデイキャンプをやりたい」と感想を言った生徒もいました。
7月13日の水曜日にMS・MSJリーダーズ活動を行いました。岐阜県の「夏の交通安全県民運動」の期間に合わせて、飛騨警察署の方と一緒に交通安全の呼びかけと挨拶運動を行いました。参加生徒は古川町の上気多踏切付近に並び、「早めのライト」や「踏切一旦停止」等と標語が書かれた札を持ち、歩行者や自転車の方、車を運転するドライバーの方々に「おはようございます」「よろしくお願いします」と呼びかけをしました。
活動の始めと終わりには警察署の方と挨拶をし、自分たちも交通安全を守ろうという意識を高めることができました。活動に参加した高等部2年生の男子生徒は「活動を通して、自分も交通事故がないように気を付けたい」と話していました。
6月28日にPTA進路研修委員会による、保護者向けの職場見学会が行われました。新型コロナウイルス感染症の拡大により、2年間行われなかった行事です。3年ぶりの今年は「憩いの家(B型・移行支援事業所)」「吉城山ゆり園(生活介護事業所)」「ディーセントワークきりん(B型・移行支援事業所)」の3カ所を見学してきました。
利用者さんの活動の様子を直に見学し、各事業所の雰囲気を肌で感じられる機会となりました。参加者からは、「活動時間」「送迎について」「利用するとしたら身辺自立はどこまで必要か」「グループホームの利用について」など、たくさんの質問があり、担当の方から直接答えいただくことができました。児童生徒たちの将来を支える地域の福祉事業所について、色々知ることができる良い機会になりました。
6月13日~7月1日までの期間、高等部では前期「校内作業実習・現場実習」が行われました。
高等部1年生は、校内作業実習に取り組みました。地域の3事業所(株式会社ASSISTON飛騨・高山信用金庫飛騨支店・株式会社飛騨ゆい)からお預かりしたお仕事(水道蛇口の部品仕分けと袋詰め・DMの袋詰め)に取り組みました。
2・3年生は福祉事業所や一般企業での現場実習に取り組みました。今回の受け入れ事業所は、「サン・ドリーム株式会社」「障がい者自立支援施設 憩いの家」「福祉サービス事業所ピース」「障がい者自立支援事業所 ハートネット」「ウェルコミュニティ飛騨」「株式会社 蒲スプリング製作所」の6事業所にお世話になりました。
高等部全員の生徒が、卒業後の生活を見据えて一生懸命取り組み、それぞれの進路につながる貴重な経験をすることができました。