第10回ひだまり祭

11月26日(土)に、第10回ひだまり祭が行われました。新型コロナウィルス感染症対策として保護者のみの参観とさせていただきましたが、昨年と比べて見ていただける人数を1家庭2人から3人に増やし、より多くの方に参観していただくことができました。

ステージでは、小学部、中学部、高等部のそれぞれの部がこれまでに学習してきたことや自分のできることを精一杯発表する姿が見られました。かわいいヤギや妖精に扮した小学部、仲間と一緒にチャレンジする姿がキラキラしていた中学部、「今を頑張ることが未来につながる」というメッセージを、劇を通して伝えてくれた高等部。それぞれの部がそれぞれの良さを発揮することができたひだまり祭となりました。

後期現場実習・校内作業実習

10月12日~10月25日までの期間、高等部では後期「校内作業実習・現場実習」が行われました。

高等部1年生は、前期に引き続き校内作業実習に取り組みましたが、後期ということもあり、現場実習に出た生徒や、保護者と一緒に事業所見学に出かけた生徒もいます。校内作業の協力企業は地域の3事業所です。前期よりも格段に作業スピードが上がり、作業力・対応力の成長を感じました。

2・3年生は福祉事業所や一般企業での現場実習に取り組みました。今回は地域の6事業所にお世話になりました。感染症対策のため、活動時期を延期した生徒もいますが、全員が体調を崩すことなく、それぞれの課題に向き合いました。3年生は進路決定へつながる実習、1・2年生は次年度につながる実習となりました。

チャレンジ陸上

10月8日(土)、岐阜メモリアルセンター長良川陸上競技場で、岐阜県特別支援学校チャレンジ陸上競技大会が開催されました。当校からも運動部の生徒が4人エントリーしました。

コロナ禍で3年ぶりの開催となり、チャレンジ陸上に初めて参加する生徒ばかりでしたが、夏休み明けから部活動で陸上競技の練習に取り組んできました。当日は初めての本格的な競技場に圧倒され緊張しながらも、ほとんどの生徒が自己ベストを更新し、健闘しました。

オリンピック選手も使用する大きな競技場で競技がする経験ができたことで、今後の部活動にもさらに意欲的に取り組んで来年度に向けて頑張って行ってほしいと願っています。

中学部 校内作業学習

10月17日から21日までの5日間、中学部で、働くための勉強の一環として、校内作業実習を行いました。今年も市内の企業にご協力いただいて、ラベルのゴム通しの仕事をいただきました。企業では、見学させていただくと同時に仕事をするための心構えも教えていただき、気持ちを引き締めて臨むことができました。どの生徒も一日4時間近くの作業実習を5日間集中して取り組むことができ、自分の課題を達成することができました。企業へ納品に行った際に「全国にみなさんのラベルが届きます。」とお話していただいたときの生徒達のやりきった笑顔が素敵でした。