夏休みが明け、通常の授業が始まりました。中学部では、今年の１月１日の能登半島地震や夏休み中に発生した宮崎での地震を受け、また、９月１日の防災の日が近いことから防災教育を行いました。災害が起こった後の避難所での暮らしを想定し、簡易トイレやベッド、スリッパの作成をしたり、発電機を実際に回して扇風機を動かしてみたりなど、体験的な学習に取り組みました。

当校では年間を通して校内の色々な所で児童生徒の美術等の授業で制作した作品が飾られています。今回は中学部の作品を紹介します。

美術の時間に「花火と星空」というタイトルで制作した作品です。花火はスクラッチアートで、星空はスパッタリングで表現しました。みんなの作品を合わせてダイナミックで大きな作品になりました。大きな作品ですが近くで一つ一つの花火を見ると、生徒のこだわったポイントや頑張りが伝わってきます。来校された際はぜひ見ていってください。 2階廊下に展示中です。

７月４日、５日に中学部２年生は乗鞍青少年交流の家へ宿泊学習に行きました。ベッドメイキングやバイキングの方法等を事前学習で練習したことで、学校や家とは違う場所でも落ち着いて取り組むことができました。また、心配されていた天気にも恵まれ、施設の周りにある自然を歩きながら感じたり、キャンドルサービスで火を眺めながら一日の活動の振り返りをしたりしました。一人一人の目標や役割も意識しながら取り組むことができ、１年生の時よりもパワーアップすることができました。

５月２３日に古川中学校で行われた運動会の見学に行きました。初めて見る競技を楽しみ、迫力のある応援には驚いていました。美術で作った応援グッズのうちわを持ったり、「がんばれー」と声を出したりしながら、楽しんで応援と見学をしました。

今年度、町中ふれあいジョブで飛騨市役所の清掃を予定しています。そこで、今回は中学部の生徒たちと市役所の場所を確認しながら、道中のゴミ拾いをしました。古川の町はとてもきれいで、あまりごみはありませんでしたが、その中でもゴミを見つけると「あったぁ！」といってごみ袋に入れていました。この活動を通して地域の人たちと関わっていきたいと思います。