基調講演会を実施しました(11/12)

令和7年度グローバルリーダー養成事業、同窓会主催の基調講演会を実施しました。講師は、1974年に本校を卒業され、現在は東邦ガス株式会社の相談役を務めておられる冨成義郎様でした。

東邦ガスはエネルギー産業の担い手としてエネルギーの安定供給を目指しつつ、温室効果ガスの発生を抑制し、発生した温室ガスはエネルギーとして循環させるなど、さまざまな工夫を凝らしてカーボンニュートラルの達成を目指していることが紹介されました。

また、冨成様のこれまでのワークキャリアを振り返りながら、印象に残る仕事や出来事についてお話いただきましたが、特に印象深かったのは「自分にはこれといって優れたところがなかった。だからこそ何にでも挑戦できた」という言葉でした。進路選択に悩む生徒たちにとって、何にでも挑戦できるチャンスを手にしているのだという発想の転換は、大いに士気を鼓舞してくれることでしょう。

放課後の座談会には20名余りの生徒が参加しました。自然科学分野に興味関心が高い生徒が多く、カーボンニュートラルについてより専門的で具体的なやりとりがなされるなど、大いに議論が盛り上がりました。