現在,岐阜県で司法修習中である小野葵さん(平成28年3月卒業)をお招きし,法学に興味がある1~3年次生28名を対象に「卒業生と語る会」を実施しました。
法学部への進学を決めた高校時代のお話に始まり、大学や大学院(ロースクール)時代をどのように過ごしたか、司法試験に向けた勉強をいかに乗り越えたか、また,現在,司法修習生としてどのような毎日を送っているのか、についてお話しいただきました。さらに、司法試験の受験資格を得る3つのルートや司法修習制度の説明に加え,裁判員制度やAI導入による司法裁判の展望についても、私見を交えながらわかりやすく解説していただきました。「法学は暗記よりも論述力が大切」、「法曹は人を見つめる仕事,人への興味がないとできない仕事」という言葉が、生徒には特に印象に残ったようでした。
会の終了後も、個別に進路相談にのっていただき、生徒にとって大変有意義な時間となりました。