本校卒業生で財務省在外研究員の和田直之氏を講師にお迎えし、職業学問体験プログラムを実施しました。1年次生38名、2年次生17名、3年次生10名の65名が参加しました。
財務省に入省後、国際局に配属されG20の成功に向けて尽力されたり、厚生労働省へ出向後は新型コロナウィルスへの対応に奔走されたり、UCLAに留学してアメリカの税制について学ばれたりというご経験は、私たちが一般的に抱く財務官僚のイメージを大きく覆すようなエネルギッシュなものでした。予算や税収等の政策ツールによって国家を支え、世界秩序の維持にも貢献する、そんなダイナミックなお仕事の一端を伺うことができました。
講演後には多くの生徒が質問のために列をなす光景も見られ、今回の講演に対する興味関心の高さがうかがえました。