6月13日(金)、自然科学部生物班が岐阜市とともに保護活動をしているヤマトサンショウウオ(岐阜県および岐阜市において絶滅危惧Ⅰ類に指定)の幼生を岐阜市北部の生息地に放流しました。これらは今年3~5月に生息地で産卵された卵嚢を、実験室で孵化させ、上陸直前まで毎日水替えと給餌を行って育てた個体です。保護した卵嚢数は55対,放流した幼生数は約2,000匹でした。この活動は今年で19年目となります。今年は繁殖期の始まりが例年よりも約1か月遅く、また未発生卵が多かったことなど、心配な面もみられました。
6月13日(金)、自然科学部生物班が岐阜市とともに保護活動をしているヤマトサンショウウオ(岐阜県および岐阜市において絶滅危惧Ⅰ類に指定)の幼生を岐阜市北部の生息地に放流しました。これらは今年3~5月に生息地で産卵された卵嚢を、実験室で孵化させ、上陸直前まで毎日水替えと給餌を行って育てた個体です。保護した卵嚢数は55対,放流した幼生数は約2,000匹でした。この活動は今年で19年目となります。今年は繁殖期の始まりが例年よりも約1か月遅く、また未発生卵が多かったことなど、心配な面もみられました。