3月26日(水)~27日(木)名古屋大学豊田講堂にて開催された「2024年度SSH×WWL合同生徒研究発表会」(主催: 名古屋大学教育学部附属中・高等学校)に本校生徒10名が参加しました。東海地方の高校を中心に「SSHコンソーシアムTOKAI(SSCT)」および「WWL域内ALネットワーク」に所属する高校から14校が参加し、数学・データサイエンス、物理学・天文学、化学、生物、社会・経済、環境の6分野で合計73の研究発表がありました。本校からは2年次生7名と1年次生3名が参加し、「総合的な探究の時間」の授業で行った課題探究活動の成果を発表しました。
一日目はポスター発表、二日目は各分野で最優秀賞に選ばれた生徒によるステージ発表がありました。審査の結果、本校からは優秀賞1件(2年 田立詩乃)と奨励賞2件(2年 中島双葉、渡邉美咲)を受賞することができました。
二日間を通して他校の生徒と交流できたことに加え、大学の先生や大学院の学生から研究に対しての助言や講評をいただき、取り組んだ成果と今後の課題が明らかになり、大変有意義な機会となりました。
参加者と発表分野及び研究内容は以下の通りです。
1年次生
金森愛加 | 社会・経済 | 若者によるまちの賑わいの創出
~高校生の居場所づくりから岐阜市のまちづくりを考える~ |
古山芽吹 | 物理・天文 | 缶サットリプレイツールの開発
~Unityによる加速度センサBNO055のデータを用いた機体の姿勢・運動の再現〜 |
今井咲那 | 社会・経済 | 下呂市の少子化対策における医療の役割
~医療環境の現状把握及び改善策の提案~ |
2年次生
渡邉美咲 | 生物 | バイオインフォマティックスで探る薬剤耐性菌の系統解析
~新たに発生が予測されるベータラクタム系抗生物質耐性菌は何か~ |
多田智瑛 | 数学・データサイエンス | 料理と情報 ~SNSを活用した地産地消の促進~ |
北川零唯 | 数学・データサイエンス | マルコフ連鎖の最適化 |
中島双葉 | 数学・データサイエンス | スリッパが歩行に与える影響 |
田立詩乃 | 社会・経済 | 避難所での災害関連死抑止に向けた運営方法の考察 |
平光花帆 | 社会・経済 | 落窪物語とサンドリヨンの展開について
~シンデレラストーリーが国・時代を超えて生まれる時代背景は何か~ |
植山いろは | 社会・経済 | 全ての人に食べ物を ―フードドライブの可能性― |