最先端科学体験プログラム 「自作ホバークラフト競技会」を行いました(12/21)

12月6日に行った、ロールス・ロイスジャパン代表取締役社長 神永晋 様をお招きした講義に引き続き、講義以降の約2週間をかけて、各チームで自作したホバークラフトによる競技会を行いました。競技は、3メートルのコースを往復する時間で競われ、機体に搭載したセンサーの情報により、自動で往復するプログラムを組む事で機体を制御します。機体開発の2週間の間には、オンラインでの神永様による技術相談会を経て、各チームは放課後等の時間で試行錯誤を繰り返し、競技会当日に臨みました。

競技会では競技規則の難度が高く、往路を走破できないチームも多い中、唯一完走できたチームが優勝しました。機体には様々な工夫が見られ、プログラムでもセンサーの情報を的確に処理する工夫が盛り込まれ、確実に往復できるようにしていました。神永様からは、「部分的に優れている事も大切だが、機体としての総合的な性能バランスがより大切です」などの様々なアドバイスと、優勝した機体への賞賛を頂きました。