今年度のグローバルスタディーズプログラム(旧名称:エンパワーメントプログラム)は、ファシリテーターにJason Nowe先生を迎え、留学生9人、生徒54人(岐阜高校38名、大垣北高校16名)で、岐阜高校を会場に行われました。予定では8月14日~18日までの五日間でしたが、台風による影響のためオンラインに切り替えるなど日程に多少の変更がありました。しかし例年通り、グループの仲間と切磋琢磨する中で、日に日に英語を使うことに対する壁が取り除かれ、生き生きと対話する生徒の姿が多く見られました。
本プログラムでは、グローバルイシューについてSDGsの視点から、Visual Thinking StrategyおよびDesign Thinkingの枠組みを使って、課題に対する解決策をグループごとに提案することが大きな目的となりました。 そのためにストーリーテリングの手法を学び、有効なプレゼンテーションづくりに役立てることができました。また、グループでの活動に重きを置くために、チームとして仲間から学び合うという事の大切さを身をもって学ぶことができました。
最終日に行われたグループプレゼンテーションは、各チームのグループリーダー(留学生)が母国で抱える様々な問題に対して、我々日本人がどのようにアプローチできるのかについて、革新的で柔軟なアイディアを数多く提案していました。生徒一人一人が、自己実現に向けての一歩を踏み出すことのできる充実したプログラムとなりました。