総合大学院大学より渡辺佑基教授(卒業生)をお迎えして、講演会を実施しました。
渡辺先生は昨年度まで国立極地研究所に所属され,南極で研究活動を行っておられました。バイオロギングという手法を駆使し,南極に生息するペンギンの生態を調査されたお話を約1時間にわたり熱く語っていただきました。温暖化により海氷面積が減少した分,すぐに海へ入り,餌を求めることができるようになったことで,アデリーペンギンの餌の捕獲率とともにヒナの生存率も上がったという事実は,地球温暖化は生物にとって悪影響であると捉えていた生徒にとって,意外な結果のようでした。
講演後は,研究内容をはじめ,研究職という仕事の魅力などについて生徒から質問がありましたが,一つ一つの質問に丁寧に答えていただきました。