岐阜市美殿町に所在し、岐阜大学が研究室として構える「美殿町ラボ」を訪問し、岐阜大学出村嘉史教授より、岐阜柳ケ瀬の歴史や都市形成についてのお話を伺いました。
岐阜柳ケ瀬を事例に、歴史的に都市が形成される過程や正しい都市形成の在り方について学びました。また、「都市とは何か?」という問いについて議論することを通して、都市が都市として持続的に機能し続けるための条件について考えました。少子高齢化が加速度的に進み、人口減少が避けられない状況にある地方において、岐阜市が都市として担うべき役割や、今後、人が住み続ける魅力的なまちづくりを可能にするための方策について深く学ぶことができました。
築50年以上の空き家を学生さんたちがリノベーションした部屋である美殿町ラボは、ここにしかない独特の「味」があり、生徒たちは興味津々な様子でした。