本校の1〜2年生48名がJAXA宇宙教育センター、岩手医科大学薬学部の協力により国際宇宙ステーションでも行っているタンパク質の結晶化実験を体験しました。岩手医大の阪本泰光氏によるタンパク質と結晶化実験に関する説明に続いて、バッチ法と宇宙での結晶化に用いられるゲルチューブ法という2つの方法でタンパク質の結晶化に挑戦しました。グループごとに異なる複数の条件で実験をした中で最もよさそうな結晶を、つくば市の研究施設に輸送し、翌週にX線回折実験をする予定です。次回(12/23)の講座では、得られたX線回折データを用いて、リゾチームの立体構造を決定し、専用ソフトウェアによる立体構造の観察や3Dプリンタによる模型作製を通じて、タンパク質と生命科学についての理解を深めます。