自他の命を大切にする心の醸成を目的として、岐阜県総合医療センター新生児内科医長の寺澤大祐氏(平成10年本校卒)に、「いのちの理由~コウノドリの現場から、あなたへ~」というタイトルで、講話をしていただきました。講話は新型コロナウイルス感染症予防のため、各教室へのオンライン配信で実施しました。重篤な状態で生まれた赤ちゃんの救命と治療に日々奮闘していらっしゃる先生の数々のエピソードに生徒達は引き込まれ、時には涙ぐみながら聴き入っていました。終了後の感想文には、「生きていてよかった」「命のかけがえのなさを感じた」「家族や出会える人すべてに感謝したい」「医療の現状を実感した」「今ある命を大切にし、他人や社会のために役立つ人になりたい」などの言葉が並びました。
講話終了後には、感染症予防策を講じながら、希望生徒152名との交流会を多目的ホールで行いました。生徒から出された生命や医療に関する様々な質問に対し、先生は丁寧かつ踏み込んだ回答をくださり、非常に有意義な交流会となりました。