歴史探究&地域探究出前講座「玉太鼓踊り」

本日は「玉太鼓踊り保存会」の5名のみなさんを講師にお呼びし、出前講座を実施しました。関ヶ原町玉地区に伝わる、「玉太鼓踊り」の保存の取り組みについてのお話と実演をしていただきました。「玉太鼓踊り」は江戸時代に京都から伝わってきたそうです。明治から昭和の間はあまり踊られておらず、戦中・戦後は全く踊られていなかったそうですが、玉特有の雨乞い踊りを復活させようと、有志同好者が集い、「玉太鼓踊り保存会」が再結成され、今に至ります。現在は玉地区の神社例祭で奉納するだけでなく、さまざまな場所で「玉太鼓踊り」を披露され、広く活躍をされています。

本日は実際に「玉太鼓踊り」を披露していただき、その後で生徒が体験する時間も作っていただきました。「玉太鼓踊り」では太鼓・バチ・かね・笛を使っています。太鼓は体の芯に響くような重厚感のある音で、かねや笛は空に抜けるように澄んだ綺麗な音がしました。以下生徒の感想です。

・簡単にできると思っていたけど、実際に太鼓を叩いてみて、リズムに乗るのが難しくて大変だった。

・意外と難しくてびっくりした。以前和太鼓をやっていたので、久しぶりに太鼓を叩いて楽しくできたのでよかった。迫力があってすごかったし、何よりめちゃくちゃ上手でびっくりした。

・迫力があってかっこよかった。リズムが難しいけど楽しかった。太鼓に触れる機会が無かったので、触れさせてもらえる機会を与えてもらって嬉しかったし、良い経験をさせてもらってよかった。大人になっても次の世代に「玉太鼓」があるんだよ、ということを伝えていきたいです。

・迫力がすごい。聞いてみて気分が上がった。リズムに乗って太鼓を叩いて楽しかった。もう一度やってみたい。

・とても迫力があり、太鼓の音が見入ってしまうほどきれいでした。リズムに乗って楽しく太鼓を叩けました。すごく楽しかったです。良い経験ができてよかったです。

・バチの回し方がきれいだった。バチを叩いたり回したりするのが難しかった。ドンと叩くときも、振り下ろしたり振り上げたり難しかった。かねもやらしてもらったけど、太鼓に比べたら簡単だったのように思っていたのに音が高く大きいので間違えたら恥ずかしい・・・。

・歌いながら叩いていて楽譜も見ていなくてすごかった。かねのタイミングが合っていて迫力があった。叩くのが難しかったし、バチを回すのもバチ同士を叩くのも難しかった。昔は太鼓を持って竹を背中に付けて踊りながらやっていたと聞いて、本当にすごいと思いました。将来も「玉太鼓」が続いていたら良いなと思います。