本日は第1回命を守る訓練を実施しました。強い地震の後、調理実習室から出荷するという想定でした。
1番速く集合したのは2年3組で3分35秒でした。
全てのクラスの担任が生徒の点呼を確認し教頭に全ての報告まで6分かかりました。
不破高校の近くには断層があるため、地震が起きた際、被害が大きくなる可能性があるそうです。
校長が1月1日の地震の後、被災した中3が避難した場所で学習支援をした方から連絡をして聞いた話を全校生徒の前でしました。
被災した中3の生徒も、岐阜県の生徒と同じように3月に近づくにつれて受験の用意をしましたが、願書に住所を書く欄がありました。
その住所の欄に住所を書かなければならないけれど、自分の戸籍がある場所にはもう何もなかったそうです。
そしてもう住まないかもしれないけど、住所の欄に書かなければならないので、書いて提出している姿を見て、とても切なくなったという話を聞きました。
その方は不破高生にメッセージをくださいました。命があることだけでもありがたいこと、衣食住が足りていることは幸せであること、
今ある仲間との毎日を大切にしてほしい、というメッセージでした。その話を多くの生徒が神妙な面持ちで聞いていました。