文部科学省指定 スーパーサイエンスハイスクール

岐阜県立恵那高等学校

 

SSR:サイエンスカフェ

 2月27日(木)

 

本校教諭(物理科)による科学講座を、普通科の総合学習の時間に行いました。ゼミ内のみんなの発表を聞いて楽しかったので自分も発表するね…と始まったこの講座。 生き方我が道の活動で自分なりに探究活動を進めてきた過程を、大学生活で活かす方法についてSSHの手法を用いながら語っていただきました。 文系でも理系でも卒論の提出があるという話から、自身の卒論を題材にして、理論や内容は難しくて理解できなくてもグラフの作り方やパワーポイントの活用の仕方などをプレゼンテーションから感じ取ってほしいという想いで進められました。 レクチャーの後には生徒からの大学生活にまつわるQ&Aの時間が設けられ、多くの質問が出て有意義な時間となりました。

 

 

課題研究:課題研究発表会 見学

 2月12日(水)

 

2年生理数科の課題研究発表会を、普通科2年生は前半のポスター発表から、普通科1年生は後半の口頭発表から見学しました。理数科の探究活動の手法から得るものが多く、今後の総合学習の参考になりました。また1年生普通科地学基礎の探究活動のポスターも展示され、多くの方に見ていただきました。

◆生徒の感想◆

・自分もこれから研究をするときあれば、深められるような疑問をどんどん見つけていきたいと思った。(2年生)
・色々な場面で勉強になったので、自分の生き方我が道の研究でも活かしていきたい。(2年生)
・今まで何の疑問もなかったことに疑問を持てるようになり、理系の研究に対して少し興味を持つことができ、とても良い時間を過ごせた。(2年生)
・日常生活であるもので仮説を立てて実験を行っていてすごいと思った。(1年生)
・自分たちでテーマを決めて研究を進めていることが本当にすごいと思った。(1年生)
・どれも個性的なテーマでしかもより深いところまで実験していてすごいなと思った。(1年生)

 

 

高校生サイエンスフェスティバル2020

2月2日(日)

 

サイエンスワールドで開催された高校生サイエンスフェスティバルに科学部が出展しました。子ども向けの科学体験ができるブースを出し、交流を通して社会性を高めることができました。ブースの横には研究紹介のポスターを掲示し、ブースを訪れた来館者に研究を紹介しました。

 

 

SSR:地学講座Ⅱ~天文学~

1月24日(金)

 

東京大学宇宙惑星科学機構の三戸洋之特任研究員をお招きして、地学講座Ⅱを行いました。ハワイ研修に参加する生徒と地学分野に興味のある生徒が参加し、エラトステネスの測定の現代版実験として、恵那市とハワイの2地点の距離や経緯度差を計測する方法や、恒星の高度測定の方法および恒星の高度のデータを用いた地球の半径の算出理論などについてご講義いただきました。講演後の質疑応答の時間には多くの質問が出て、三戸先生がひとつひとつ丁寧に答えてくださいました。

◆生徒の感想◆

・今回の話を聞いて、自分が今まで学んできたことで地球の大きさが求められるのがとてもロマンがあると感じた。
・テスト問題以外で使うことがあるのかと思っていた数学の定理を使って地球の大きさを求められると知って、色々な分野がつながっているのだと分かった。
・12月に東京大学で行われた天文学実習にも参加しましたが、こういった応用のやり方もあるのかと発見できた。

 

 

SSR:つくばサイエンスツアー

1月11日(土),12日(日)

 

筑波学園都市において自然科学や科学技術に関する最先端の施設と展示物を見学、体験するとともに、レポート作成を通して学校では体験できない科学の世界に触れ、自然科学と技術への興味と関心を高め、進路について考える機会としています。JAXA(筑波宇宙センター)、筑波実験植物園(国立科学博物館)、地質標本館、サイエンススクエア・つくば(産業技術総合研究所)、つくばエキスポセンター、食と農の科学館(農業・食品産業技術総合研究機構)と多くの施設を訪れ、有意義な研修となりました。

◆生徒の感想◆
・この研修に参加しないと一生経験することがないと思うことや初めて見るものがたくさんあり、勉強になったし楽しかった。
・事前学習があったことで、実際見に行って知識を深められたので良かった。
・見るだけでなく、においを嗅いだり体温を見たり中に入って体験したりパネルクイズに答えたりできて、楽しみながら科学技術を学べてとてもよかったです。
・宇宙開発と医療という一見関連がなさそうな分野同士をつなぎ合わせて発展させるという発想から、別の分野同士を関連付けることが課題研究に生かせるといいと思った。
・生物や化学の授業につなげていったり、今回学んだことを工夫して、生き方我が道でやっていることにもつなげて考えていけたらいいと思います。
・教科書や授業では学べない多くのことを学べたので、大学に進学したときに自分の研究などに生かしたい。

 

 

ロボカップジュニア中津川ノード大会 

12月22日(日)

 

中津川市子ども科学館で開催されたロボカップジュニアの中津川地区の予選会に本校科学部より2チームが出場しました。ワールドリーグ・レスキュー部門で2年生チームが優勝、日本リーグ・レスキュー部門で1年生チームが優勝し、2月9日に開催される岐阜ブロック大会に出場することが決まりました。

 

 

SSR:地学講座Ⅰ~火山学②~

12月10日(火)

 

2回目となるこの日は、1回目の内容を掘り下げ、実際に鉱物を見せていただきながら詳しく解説していただきました。途中、減圧発泡の現象が分かりやすいように炭酸飲料を使用して実験をしてくださる場面もありました。3月に行われるハワイ研修の参加者は、今後この講義で学んだことを活かして探究活動に取り組みます。

◆生徒の感想◆

・前回の講座で疑問に思っていたことが今日の講座でよく分かったし、知識を深めることができた。
・化学で習った圧力の温度による相関性や凝固点降下などが関わっているのが興味深かった。
・数学と理科の科目がリンクしているということがこの2回の講座からよく分かった。

 

 

SSR:生命科学セミナーⅡ 

12月7日(土)

 

瑞浪市にあるサイエンスワールドにて、職員の方のご指導のもと、自分の口腔内の表皮細胞を用いて遺伝子配列の分析やDNA型鑑定をもとにした科学捜査の手法の実験を行いました。生命科学分野での先端科学実験を体験することによって、遺伝子と遺伝子工学の可能性について考え、また実験での基本的手法を学ぶことを目的としています。

◆生徒の感想◆

・参加したことで興味が深まったし、将来の仕事には直結しないかもしれないが幅広い知識を得る良い機会になった。
・授業で習ったことが出てきて、応用的な感じで取り組むことができたし、理解も深まった。
・学校の授業ではここまで時間をかけた実験をすることがないので、どんどんこういったセミナーに参加して、自己の見解を深めていきたい。

 

 

SSR:地学講座Ⅰ~火山学①~

 12月4日(水)

 

信州大学准教授の齋藤武士先生による地学講座「火山学入門」を開催しました。1回目は火山の種類とつくられる仕組みの違いや地球の内部構造についてなど、動画や例え話を交えながら分かりやすくお話しくださいました。ハワイ研修参加者を含め多くの生徒が受講しました。

◆生徒の感想◆

・身近なところにも伝導・対流・放射の例があって分かりやすかった。
・物理や地理の授業内容とつながる部分があって、より理解が深まって良かった。
・自分の中での火山・地学のイメージが大きく変わったし、日本に住んでいれば火山は身近なものなので学ぶことができて良かった。

 

 

SSR:天文学実習@東京大学

11月30日(土),12月1日(日)

 

東京大学大学院理学系研究科宇宙惑星科学機構 特任研究員の三戸洋之先生の協力のもと、SSH校である諏訪清陵高校と合同で、東京大学の本郷キャンパス理学部1号館にて天文学実習を行いました。実習ではいくつかの銀河の距離を求め、その後退速度から宇宙年齢を求めるという壮大な課題にチャレンジしました。数人の班で方法や数値の扱い等の議論を重ね、思考を深めて自分なりの結論を出して発表もしました。天体観測の講義と実習・プレゼンテーションを通して、科学や研究への興味と関心を高めコミュニケーション能力を養う機会となりました。

◆生徒の感想◆

・議論を積み重ね、課題を解決しようと取り組めたことが良かったし、それが学問の面白いところであると心から思った。
・他校の人たちとグループを組んで考えることで、自分にはないものを取り入れることができ、良い実習になった。
・今回学んだことを日常生活でも意識していかなければ価値がなくなってしまうと思うので、意識して生活していきたい。
・東京大学という素晴らしい環境の中で2日間、時間を忘れ熱中して取り組むことができ、普段とは違う楽しさを味わうことできた。
・新しい知識を得ることができ、将来の大学選択の視野を広げられたので参加して良かった。

 

 

岐阜県自然科学系部活動研究発表・交流会

 11月3日(日)

 

自然科学部系部活動研究発表・交流会が岐阜市北部コミュニティセンターで開催されました。科学部の生徒が参加し「缶サットによる微小重力実験に向けた検証2」について発表を行ない、奨励賞を受賞しました。

 

 

SSR:生命科学セミナーⅠ 

10月8日(火)~18(金)

 

生命科学セミナーⅠ(6月に1年生理数科の生徒で実施)を、1年生普通科の生徒にも拡大させて行いました。身近にある細菌を使った実験で実験器具に慣れるところから始め、大腸菌への遺伝子組み換え実験を行い紫外線で光る大腸菌をつくりました。

◆生徒の感想◆

・みんなでこのような実験をして結果を考察しあうのは良いなと感じた。
・結果を知りたいと思ったり、結果を知ってからそれ以上のことを知りたいと思ったり、科学・実験の楽しさなどを改めて実感した。
・最先端の技術を体験できて嬉しかった。

 

 

SSR:ハワイ研修 城陵祭ポスター展示

 8月31日(土),9月1日(日)

 

今年の3月10日~15日に行われた海外ハワイ研修の成果をポスターにまとめ、城陵祭文化の部の2日間、サイエンスホールに展示しました。

 

 

第31回自然観察会

 8月9日(金)

 

岐阜県高等学校文化連盟自然科学部会主催の自然観察会に科学部の生徒が参加しました。伊吹山の固有種や遊歩道で見られる石灰岩と化石の観察を通して、動植物や地質など自然を観察し理解を深め、野外活動の実践力を身につけることを目的としています。各高等学校の自然科学部系の部員の交流を深め、自然観察を進める技術を習得する機会となりました。

◆生徒の感想◆

・1年生で学習した生物の授業を間近で感じることが出来て改めて興味深いと思いました。
・伊吹山には様々な植物があり、また独自の方法で身を守る植物もあることがわかった。
・2億年以上前の石灰質の地層を見れたのはとても面白かった。

 

 

SSR:ハワイ研修報告会

8月1日(木),2日(金)

 

中学生体験入学の後に行われたSSH説明会で、ハワイ研修に参加した生徒が研修の様子を紹介しました。ハワイにまつわるクイズや個人研究のプレゼンテーションを交えながら、この研修で学んだことや恵那高校のSSHについて熱く語ってくれました。

 

 

SSR:恵那市こどもフェスタ

 7月20日(土),21日(日)

 

恵那市文化センターで恵那市こどもフェスタが開催され、サイエンススタッフとして科学部の生徒とともに教育系を目指す希望者の生徒が参加しました。「ストローで作る多面体」「すっ飛びロケット」のブースを出展し、子どもたちに数学と科学をつかった工作と遊びの指導をしました。

◆生徒の感想◆

・どんな子どもにどんな目線で話すべきかというのを学べた。
・うれしそうな表情をして帰っていく子どもたちを見て、やってよかったと強く思った。
・教えることで自分が理解できるというのはこういうことかと実感した。

 

 

 

缶サット甲子園2019 岐阜地方大会

 7月20日(土)

 

本競技会は高校生が自作したた缶サット(空き缶サイズの模擬人工衛星)を打上げ、自ら設定したミッション(模擬人工衛星の動作や働き)を遂行させる中で、技術力・創造力を競う競技会です。その岐阜地方大会に科学部の生徒が出場しました。

 

 

研究向上講座

 6月9日(日)

 

科学部の生徒が研究向上講座に参加しました。午前は岐阜大学工学部電気電子・情報工学科応用物理コースの高羽浩先生の講義を受け、午後は活動紹介をしたり参加校の生徒と交流しました。

 

 

サイエンスフェア2019

 7月7日(日)

 

サイエンスワールドで開催されたサイエンスフェアに、科学部が出展しました。「曲げてつまんでホイッスル?!」「不思議なマジックウォレット」の2ブースを展開し、来場者に説明をしました。

 

 

ロボカップジュニア・ジャパンオープン2019 

4月27日(土)~29日(月)

 

和歌山ビッグホールで開催されたロボカップジュニア・ジャパンオープン2019のジャパンリーグ・レスキュー部門に科学部の6名が出場しました。12月の中津川地区予選をへて、2月の岐阜ブロック大会レスキュー部門優勝により参加が決定しました。全国第3位の成績をおさめました。