文部科学省指定 スーパーサイエンスハイスクール

岐阜県立恵那高等学校

[コロナウイルス感染症予防対策をとった上で活動しています]

 

SSL・課研:サイエンス・ダイアログ

2月9日(水)

 

来日して日本の大学や研究機関で活躍されている若手外国人研究者3名によるオンライン講演会を実施し、母国や専門の研究について語っていただきました。2年生を主対象とする事業ですが、来年度の参考のために1年生も聴講しました。

前半は3分野(2年生3教室,1年生3教室)に分かれてオールイングリッシュでの講義を受けました。後半は25の研究班が6会場に分かれて課題研究の内容を英語で研究者やALTの方々に向けてプレゼンテーションしました。

◆生徒の感想◆

・授業で習っている英語を使い自分たちの研究を英語にすることは難しかったが、普段習っている英語の大切さがよく分かった。

・沢山質問がきて驚いたが、どれもこれからの研究に活かせそうなものでとても有意義だった。

・SSHで初めてパワーポイントを使って新しい経験もできたし、どうしたら明らかにできるのかなどの思考力も向上したと思う。

・自分たちが英語でプレゼンをするとなると身構えてしまったり頭が真っ白になったりするが、この経験は必ず役に立つと思うので忘れないようにしたい。

・自分たちの研究を英語で話すことは、大学での研究のイメージができて良かった。

 

 

SSL:英語によるプレゼンテーション~原稿の作成~

12月24日(水)

 

本校ALTによって添削された英語プレゼンのワークシートが生徒に返却されました。全体でポイントをおさらいし、研究班ごとにコメントを読んでワークシート見直し、改善していきました。

 

 

SSR:エコノミクス甲子園岐阜大会 表彰式

12月23日(日)

 

12月12日に開催されたエコノミクス甲子園岐阜大会の表彰式のため、岐阜大会主催の十六銀行の方が来校されました。

全国大会出場権獲得の記念ボードと記念品が贈呈されました。

 

 

課研:第3クールまとめ

12月15日(水)

理数科2年生の課題研究で、12月末までの3クール目~探究総括期①~の進捗目安は「ここまでに実験をトータルで4つ以上行っている」「考察がまとめられている」「発表準備が整っている」「論文作成」です。

論文の完成を目前にし、各研究室は熱気で溢れています。詰めの実験と論文の執筆を同時進行で行う班や、研究室のみならず校内のテラスで実験を行う班、指導教諭からアドバイスをもらう班がいます。

 

 

課研:ALT研究室訪問

12月15日(水)

 

この日の課題研究は英語プレゼンの取組を前に、本校ALTが各分野の研究室を訪問し、各研究班の生徒と研究内容について対話しました。生徒は自身の研究内容についてジェスチャーを交えて英語で説明しました。

 

 

SSL:英語プレゼン

12月14日(火)

 

本校ALTによる英語プレゼンのデモンストレーションを行いました。

今後取り組んでいく英語プレゼンのイメージを持つとともに、英語プレゼンのポイントについて学びました。

 

 

SSR:エコノミクス甲子園岐阜大会

12月12日(日)

 

全国の高校生が金融・経済の知識を競うクイズ選手権の岐阜大会が開催されました。

県内の9校から17チームが参加し、その中で本校2年生理数科のペアが見事優勝し、来年2月にオンラインで開催される全国大会の出場権を獲得しました。

 

 

課研:論文講座

11月24日(水)

 

本校の理科教諭による論文講座が行われました。論文の執筆を前に、これまでの研究を整理し、より良い論文とプレゼンテーションの作成のための講座です。

担当教諭の大学時代の論文を例に、論文の内容の組み立て方からまとめ方のポイント、先行研究の論文検索・閲覧の方法を学びました。

 

 

課研:発表会リフレクション

11月24日(水)

 

先週行われた課題研究発表会の振り返りと、これから取り組んでいく英語研究発表についての説明がありました。

本校英語科の教諭より、1年次に習得した三角ロジックのおさらいと、なぜ英語でプレゼンテーションをするのか、どのように取り組んでいくのか説明しました。

 

 

課研:SSH・FSH岐阜県合同課題研究発表会

11月16日(火)第2部

 

第2部は、岐阜県教育委員会とSSH指定校の本校と岐阜県理数教育フラッグシップハイスクール(FSH)指定校の岐阜高校・岐山高校・岐阜農林高校・大垣東高校・吉城高校をオンラインでつなぎ、岐阜県合同課題研究発表会を行いました。

本校では1,2年生理数科の生徒が見学し、ご来校いただいた県内高校の先生方にもご見学いただきました。

口頭発表は本校2年生理数科の各科(数学・物理・化学・生物・地学)の代表5班と、FSH校の各校より1班ずつの計10班が発表し、発表会の司会進行は本校放送部の生徒が務めました。

発表者も見学者も他校との合同発表会を通して新たな刺激を受けたようでした。

またSSH運営指導委員の先生方にはオンラインでご参加いただき、ご助言をいただきました。

 

◆感想◆

[SSH運営指導委員]

・例え上手くいかなくても、恐れないで大いに失敗をしてよい。彼らはそれを将来の飛躍の足がかりにするであろう。この課題研究では各自が独自にテーマを探し出すことに意義があり、成果の大小には重きを置くべきではない。しかし、取りまとめには十分な時間を使って討論して欲しい。

・昨年に引き続く2年目で、ネットによる発表会の定着を感じました。今回も取り上げられたテーマに世界的な課題である「環境」に関わるものが多く、高校生の高い意識が見えて頼もしく思いました。恵那高校は「課題発見能力」育成の方向を堅持しておられ心強く感じました。

・発表を聞いていると、知らない概念や用語が沢山登場するはずで、そういうところにも関心を持ってもらうとよい。

・恵那高校以外の生徒さん達の発表も聞けたことが大変良かったです。発表は、皆さんが問題意識を持って、創意工夫を行っていることが伝わるものばかりでした。

 

[来賓]

・日常の何気ない事象が、興味を持って探究するとここまで深まるということを目の当たりにし、とても感動しました

・オンラインで空間を超えて、ここまでの発表が出来る事に驚きました。研究内容も多岐に渡りそれぞれの研究の進め方なども素晴らしかったと思います。今後、他県や他国との発表会に繫がっていくだと思いました。

 

[生徒]

・昨年と違い課題研究をしているという視点で参加して、様々なまとめ方や実験の導入など参考になることが多く、今後に活かしていきたい。

・どの学校も独自の研究内容でより深く調査をしていたし、パワーポイントを使用したプレゼンも話がまとまっていて、分かりやすかったし理解しやすかった。

・末松安晴先生がおっしゃった、「科学的発見と社会での実用化には多くの紆余曲折がある」という言葉から少し自信がついた。自分たちの抱いた疑問に迫っていきたい。

 

 

課研:課題研究発表会

11月16日(火)第1部

 

第1部は1,2年生全クラスと3年生理数科の生徒を対象とし、2年間の探究活動の成果を発表する課題研究発表会を行いました。

今年度より生徒実行委員会によって企画・運営され、準備を進めてきました。コロナウイルス感染症対策として1,2年生の教室を発表会場として使用し、各教室の人数制限を設けて実施しました。

各研究班は割り当てられた会場で口頭発表を行い、発表会の進行から会場内の入場制限・出入口での消毒の呼びかけまでも自らで行いました。

人数制限によって希望の発表が見学できなかった場合を想定し、各実験室を会場とした展示室を設け、各研究班のポスターや実験器具・リサーチノート等を見学できるように設営しました。

実行委員会では時間の都合により質疑応答の時間内で質問できなかった場合や大勢の前で質問しづらい場合も想定し、評価票に質問を記入すると後日回答が提示される仕組みも構築しました。見学者が「分からなかった・聞けなかった」で終わらないように、発表者がより多くの質問をもらうことで新たな課題を見つける良い機会となるように、昨年度に先輩の発表会を見学した自らの体験を踏まえて改善策を考えました。

第1部の詳細につきましては「生徒による発表会の運営」をご覧ください。

◆感想◆

[来賓]

・生活における物理領域の探究学習の可能性(奥ゆかしさ)を感じました。

・各教室での発表という形は良いと感じました。生徒は机もあり、メモが取りやすかったと思います。

・実験だけでなく今日のような発表の機会でも会場設営、司会進行、発表の為のスライド作成等、多くの事を生徒中心に行っていると聞き驚きました。主体的に動く子供を育てるにはと日々考える身として、大変勉強になりました。

 

[生徒]

・話すスピードや誰でもわかるような言葉を使うこと、スライドなど、グループごとに工夫した点が違って面白かった。

・どの教室も常にある程度の見学者がいる状態で良かった。

 

 

課研:発表会に向けて

11月10日(水)

 

発表会を1週間後に控え、この日は全体で最終ミーティングを行いました。

実行委員会の各担当班の代表者が、前日の準備や当日の進め方を説明していきました。

実行委員だけでなく生徒全体で運営ができるように情報交換し、次週に向けて準備も大詰めを迎えました。

 

 

課研:実行委員会の活動~打ち合わせ~

11月5日(金)

 

連日のように放課後に実行委員のメンバーが集まり、課題研究発表会の打ち合わせを行っています。

プログラム班は、発表スケジュールを考え、司会原稿を作っています。また事前に1,2年生の生徒にアンケートをとり、見学者が偏らないように25の班を11会場に割り振り、発表順を調整しています。

評価票班は、評価する側が基準に迷わず評価しやすいように、評価される側が研究にフィールドバックしやすいように、両者のメリットになるような評価票を作成しています。

展示室班は、各実験室の展示のレイアウトを考えいます。コロナ対策で1会場ごとの見学者を限定しているため、発表会場に入れなかった見学者が見ることができるように、ポスターや実験器具だけでなくリサーチノートも置いたり、見学者が展示を見た感想を書けるようにコメントシートを作ったりしています。

コロナ対策班は、見学者の会場入退室時の消毒や、発表者が使用する器具の消毒等、各会場でのルールを作り、消毒液の確保をしています。

 

 

SSR:サイエンスパーク

10月30日(土)

 

中学生対象の科学探究塾を開催しました。

第1部は物理分野の実験講座を開講しました。第2部は参加した中学生の研究発表会を行い、中学生の発表後に、生物分野「バイオエタノール」の研究班が課題研究の成果を披露しました。

 

 

課研:科内発表会

10月26日(火)

 

これまでの探究活動の成果を発表し、1年生理数科の生徒が見学しました。分野ごとに発表会を行い、2年生理数科の生徒が司会・進行・タイムキーパーなど発表会の運営もしました。

この発表会は11月16日に行われる課題研究発表会で発表をする代表選考も兼ねており、分野内で評価の高かったグループが代表として岐阜県理数教育フラッグシップハイスクール指定校とのオンライン合同発表会で発表し、その他のグループは校内の生徒に向けて発表をします。

◆生徒の感想◆

・難しい内容だったが、言い換えなどをして聴衆に必死に伝えようとする姿勢が良かった。

・質問への対応が良かったので、自分の今後の発表に活かしたい。

・実験の基準となる数値も、自分たちで試して平均をとって利用していて参考になった。

 

 

課研:科内発表会の準備

10月20日(水)

 

科内発表会を来週に控え、この日は配布物に記載する研究テーマの確認を行い、発表順を決めました。

この発表順を基に、理数科1年生に対して見学希望調査を実施します。

 

 

SSR:エネルギーセミナー

10月18日(月),22日(金)

 

土岐市にある核融合科学研究所で半日研修を行いました。研修前に授業内で必要な知識を得た上で、午後から現地で核融合科学研究所の研究者による講義を受けて核融合と核分裂の違いや核融合発電の安全性や将来性などを学びました。

新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、例年実施している実験講座は行えませんでしたが、制御室を見学し、研究者の方が実験をしている姿を見ることができ、貴重な経験となりました。

◆生徒の感想◆

・今回のお話や見学を通して、プラズマについていろいろ研究が行われていて核融合の技術は未来の日本に必要なものであることが分かった。

・ヘリカル装置が世界最大規模であることの説明を受け、エネルギーの分野での最新鋭の研究が、土岐市のこの研究所で行われていることに驚きを感じた。

・制御室にはコンピューターが沢山あり宇宙系の映画のようでとても感動した。この施設にあるコンピューターが世界で10本の指に入るとは驚きだった。

・核融合に限らず、日本の科学は多くの人によって行われる研究のおかげでここまで成長していることを感じた。

・講義の中で、「研究者の中で一番大切なものは知的好奇心だ」ということを言われ、とても記憶に残っている。

 

 

課研:課研発表会の準備~実行委員会始動~

10月6日(水)

 

11月16日に開催される課題研究発表会の実行委員会が組織されました。数学・物理・化学・生物・地学の5分野25班の研究班から代表者が集い、どのような発表会にしていくのか話し合いをしました。

 

 

課研:オンライン授業

9月15日(水),22日(水)

 

緊急事態宣言下における1,2年生のオンライン授業期間中は、課題研究の授業もオンラインで行いました。

11月の課題研究発表会に向けて、今後の活動の見通しや課題について話をしました。

22日にはブレイクアウトセッションの機能を使用して、研究班ごとに進捗状況の確認や内容・分担等の打ち合わせを行い、学校再開後にスムーズに探究活動に取り組めるよう準備をしました。

 

 

課研:第2クールまとめ

7月21日(水)

 

理数科2年生の課題研究で、7月末までの2クール目~探究力伸長期①~の進捗目安は「課題に対する新たな視点を見つける」「ここまでに実験をトータルで2つ以上行っている」「ポスター作成」です。

2クール目の成果報告として、探究活動の途中経過をポスターにまとめました。

(例年は城陵祭文化の部で2日間にわたりサイエンスホールに展示していますが、今年度は緊急事態宣言下で文化祭が中止となりました)

 

 

課研:第1回報告会

6月23日(水)

 

理数科2年生の課題研究では、1年間を4つのクールに分けて進捗の目安を設けています。

5月末までの1クール目~探究基礎力育成期~の進捗目安は「テーマに対する課題が明確となる」「ここまでに実験を1つ以上行っている」です。

1クール目の振り返りとして報告会を設け、他の研究班の生徒に自分の研究について話しました。

発表者は目的・仮説・方法・結果・考察・展望の順に、研究の目的に対してどのような結果が得られたのか、聞き手に分かりやすいストーリーを考えて話をすることを意識しました。

発表の後には質疑応答の時間を設け、今後の探究活動につながるよう互いに問いかけて深めていくことの大切さを学びました。

報告会のシナリオは開発教材(課題研究)のページ【第2学年教材】に掲載しております。

 

 

SSL:模擬ディベート

6月15日(火)

 

理数科1年生のディベート学習の講師として、9名の生徒が弁士とジャッジに分かれて模擬ディベートを行いました。

見学後の質疑応答の際には1年生からの質問に対して、これまで学んできた経験を踏まえて丁寧に答えていました。

授業の終わりには先輩からの助言ということで、9名がそれぞれの視点から、弱点を克服する方法や考え方のコツなどディベート学習に取り組む上でのアドバイスを熱く語ってくれました。

 

 

課研:ガイダンス・ミニ発表会

4月14日(水)

 

授業のはじめに1年間の大まかな流れの説明を受け、探究活動をする上でのポイントや注意点などのレクチャーを受けました。

その後それぞれの実験室に分かれ、春季休業中の課題レポートのミニ発表会を行い、早速実験を始める班やさらに綿密な実験計画を練る班など、活発に取り組む姿が見られました。