文部科学省指定 スーパーサイエンスハイスクール

岐阜県立恵那高等学校

 

課研:テーマ設定~トライアル中間報告会~

11月14日(木)

ワークシートに書き込んだことを基に中間報告会を行いました。人に話すことで、自分の中の考えを整理していきます。

 

課研:テーマ設定~ガイダンス・トライアル~

11月5日(火),12日(火)

これまでに探究基礎講座(物理・化学・生物)を経験し、理数科3年次生と理数科2年次生の課題研究発表会の見学を終え、いよいよ自身の課題研究のテーマ設定に入りました。

「自分の興味関心を思考する」を目的に、テーマを決めるまでの7つのポイントを意識し、「好きなこと」「困っていること(とことん調べてみたいこと)」をワークシートに5つ書き出していきました。

【テーマを決めるまで】

① できるだけ、自分自身の見聞・経験・観察・考えたことをもとに問題をみつける。

② 興味のあることや、面白いと思ったことを大切にする。

③ ゆっくりと、自分が気になる問題を自分の中で探す。

④ 最初からインターネット検索で問題やテーマの候補をみつけようとしない。(その後自分で考えようと思っても、見たテーマにとらわれてしまう。先に自分でまず考えることが大切)

⑤ 問題を「なぜ(Why)、○○は△△なのか?」か、「どのように(How)、○○は△△になっているのか?」という文に書く。
⑥ 書いてみた問題について、調査や実験を自分たちで始められそうかを検討する。
⑦ できれば、研究テーマの候補を3個〜10個用意する。

 

課研:SSH・FSH岐阜県合同課題研究発表会~見学~

11月13日(水)

岐阜県教育委員会 高校教育課、SSH指定校の本校、岐阜県理数教育フラッグシップハイスクール(FSH)指定校の岐阜高校・岐阜北高校・岐山高校・大垣北高校・大垣東高校・多治見北高校をオンラインでつなぎ、合同課題研究発表会を行いました。

本校では1,2年生理数科の生徒が見学し、他校との合同発表会を通して新たな刺激を受けました。

 

課研:SSH研究発表交流会~理数科の部 見学~

11月6日(水)

2年生理数科の生徒が企画・運営・発表する課題研究発表会を見学しました。

第1部は数学・物理・化学・生物の代表班によるステージ発表を見学しました。第2部は各教室で行われるブース発表を見学したり、展示室を訪れて実験器具やリサーチノート等を見学したりしました。

1年後の目指す姿を認識するとともに、これからのテーマ設定に向けて意欲がわき、向上心を持つきっかけとなりました。

 

課研:探究基礎講座Ⅰ~生物~

10月8日(火),15日(火),29日(火)

生物では「自然を観察しよう『樹木』」と題し、自然を観察・探究するために必要な知識は何かを考え、樹木を通して生物の多様性を実感し、生物の形質や分類・進化に興味と疑問をもつことを目的とし、実験を行いました。

校庭の樹種8種の葉・枝を用いて、①8種を観察し、特徴を挙げ、4科(各2種)に仲間分けを予想する。②8種の種名を当てる。「WEB活用」③8種の種名と特徴について。【答え合わせ】④どのような樹木か。「資料活用」⑤探究を進めるために、必要なことを考える。の流れで探究シートを完成させました。

 

課研:探究基礎講座Ⅰ~化学~

10月8日(火),15日(火),29日(火)

化学では「科学のものの見方・捉え方を身に付けること」を目的とし、実験を行いました。

仮説を立ててから実験を行い、現象をよく観察し、実験結果からその現象がなぜ起こるのか考えます。考えられる要因を挙げ、どの要因が強く影響するのか検証するための実験プランを班ごとに考え、発表し合います。その後、代表的な検証実験を行ってレポートにまとめます。

 

課研:探究基礎講座Ⅰ~物理~

10月8日(火),15日(火),29日(火)

理数科1年生80名を3つに分け、物理・化学・生物の各分野において実験を1週ごとに行い、研究の基礎となる実験技術や機器の操作、実験室の使い方やレポート作成の方法を学ぶ「探究基礎講座」を行いました。

物理では「紙コップの不思議」を行いました。仮説を立てて実験し、得られた結果から考察を行う流れを繰り返し、レポートにまとめます。

レポートにはテーマ:Title、目的:Purpose、仮説:Hypothesis、実験方法・使用器具:Experimental Design、結果:Results、考察・結論:Conclusion、活動の振り返り:Future Directionsの項目立てをし、評価ルーブリックによって一項目ごとに評価する手法までを身に付けます。

 

SSR:SSH開講式記念講演会

10月1日(火)

本校同窓生である名古屋大学名誉教授の澤木宣彦先生による講演会を開催しました。

「半導体エレクトロニクスとカーボンニュートラル- 21世紀の環境エネルギー技術-」という演題で、異常気象とエネルギー消費への対応、半導体エレクトロニクスの発展(20世紀の省エネルギー技術)、誰かが我慢しなくてもよい「豊かな社会」実現のためこれから何ができるか(21世紀の科学技術)について、生徒と対話をしながらお話しくださいました。

先人の発明・発見の歴史をたどりながら、21世紀を生きぬくために私たちに何ができるか考える機会となりました。

 

課研:自由研究発表会

9月10日(火)

夏季休業中に身近な自然現象や科学技術に対する問いを見つけテーマ化し、テーマについて仮説を立て、これを検証する実験や観察を行いレポートにまとめました。

数人でグループになり、研究発表と質疑応答の時間を設け、相互評価をしました。

「自らの内にある「興味・関心・知的ときめき」を見つける」「実験や観察をデザインする力を養う」「実験や観察の方法を経験する」「論理的に考える力を養う」「実験を通して結果を検証する力を養う」「わかったことを他の人に伝える力を養う」ことを目的としています。

 

課研:城陵祭 自由研究レポート展示

9月2日(月),3日(火)

城陵祭文化の部の2日間に、夏季休業中に行った自由研究のレポートをサイエンスホールに展示しました。今後の授業でレポート発表会も行います。

2,3年生の課題研究についての展示も併せて行いました。

 

SSL:ディベート講座~SSセミナー夜間学習会~

7月24日(水)~25日(木)

サマーサイエンスセミナーの夜間学習会の時間にディベート講座を行いました。

これからの時代に必要とされる「メディアや多数の意見に流されず事実やデータをもとに自分の頭で論理的に考える能力」「答のない問題や答が二つ以上ある問題に対して最適解を見出す能力」「あらゆる側面から検討し合理的に判断し他人を説得し動かす能力」を養うためディベートを学びます。

論理的に考え伝える力と批判的思考力を養い、合意形成を達成するための議論の方法を習得します。

 

SSR:サマーサイエンスセミナー

7月24日(水)~26日(金)

滋賀県と福井県で2泊3日の研修を実施しました。「問い」を見つけ、研究のスキルを身に付けました。

1日目は滋賀県立琵琶湖博物館においてワークシートを記入しながらの展示見学、福井県年縞博物館で学芸員の方による講義と見学をしました。

2日目と3日目は、福井県海浜自然センターで「磯採集」「プランクトン観察」の実習、福井県立大学で「ウニの授精」「海藻の色素の分離」実験を行いました。

 

SSR:SSセミナー プレレクチャー

7月12日(金)

7月下旬に行われるサマーサイエンスセミナーの予習として、福井県立大学 海洋生物資源学部(小浜キャンパス)の佐藤晋也教授をお招きして「良い藻類と悪い藻類」という演題で講演をしていただきました。

「藻類とは?」「良い藻類」「悪い藻類」「小浜に行く準備」と4つのトークテーマに沿って、佐藤先生が研究されている「藻類」について熱く語ってくださいました。

 

課研:リサーチⅢ 課題発表発表会~見学~

7月4日(木)

理数科3年生の発表会を見学しました。物理・化学・生物の3分野25班が5会場に分かれて3年間の研究の成果を発表しました。

オンラインで5会場をつないだ合同開会式では、この発表会の意義について話がありました。

発表会後には3年生と1年生の交流の時間も設け、3年生から1年生に向けて、これまでの経験を踏まえて課題研究を行う上での考え方や取り組み方、実験のコツなどをアドバイスしました。

この発表会を見学し、2年後に目指す姿をイメージすることができました。

 

SSL:講義「論理的思考」

5月14日(火)

本校英語科の教諭による講義「論理的思考Ⅰ」を行ないました。論理的な言語と言われる英語による講義で、「三角ロジック」を用いて自分の意見を論理的に相手に伝える手法と、その重要性について学びました。例題に沿って英語で対話をするペアワークも取り入れた参加型の講義となりました。

 

SSL:コラボレーションラボ~2年生課題研究の見学~

5月7日(火)

2年生理数科の課題研究の授業に参加しました。

1年生理数科の生徒80名を4つのグループに分け、数学・物理・化学・生物の各研究室を訪れました。訪問先では先輩にインタビューし、研究についての説明を受けました。課題研究の授業の様子を知り、テーマを考える機会となりました。

 

SSL:SSH期首ガイダンス

4月12日(金),16日(火)

1年生にとって初めてとなるSSHの授業は課題研究です。

ガイダンスを行ない、これまでの恵那高校SSHにおける先輩の活動の様子から、「これからの時代に必要な能力は」「社会で必要な能力をいかに養成するか」「主体的なテーマ設定」「社会との共創」について知り、これから3年間で自分たちが目指す姿について確認しました。

授業後には、課題研究や理数科における学びに向かう考え・意見・決意についてレポートにまとめました。