文部科学省指定 スーパーサイエンスハイスクール

岐阜県立恵那高等学校

[感染症予防対策をとった上で活動しています]

 

SSR:生命科学オンライン特別講義

3月13日(水)

 

科学技術振興機構(JST)のプロジェクトERATO「深津共生進化機構」のご協力のもと、生命科学オンライン特別講義を実施しました。

深津武馬先生(産業技術総合研究所 首席研究員/東京大学大学院 教授/筑波大学大学院 教授/ERATO深津共生進化機構プロジェクト 研究総括)に、「昆虫の多様性と共生の進化」と題して講演をしていただきました。

講義後の質疑応答では学年や科を超えて数多くの質問があり、先生の経験から丁寧にお答えいただき、多くの新しい知識を与えてくださいました。

先端科学に触れることで、学習意欲の向上を図り、日常の疑問や不思議について考えることで、問いを発見する力を養う機会となりました。

 

 

課研:課題研究発表会Ⅰ

3月12日(火)

 

別の研究班の生徒とペアを組んで発表を行い、ルーブリックを用いて相互評価をしました。

「研究内容を発表することを通して、自身の研究への理解を深め今後の計画を立案する」「評価の観点に基づいた相互評価を通して、身に付ける資質・能力を意識化する」「評価をもとにした班内の議論を通して、論理的・批判的思考を養う」ことを目的としています。

今後は春季休業課題としてここまでの課題研究を振り返り、「成果:ここまでで、できていること」「評価:成果に対する評価」「課題:ここまでで、できていないこと」「目的:課題を踏まえた最終的に明らかにしたい問い、そのための測定量」「仮説:問いに対する答えとその根拠」「方法:目的と仮説を検証する方法」の観点から成果と課題を考え、新たな問いを検証する実験計画をまとめたレポートを完成させ、リサーチⅡにつなげていきます。

 

課研:サイエンス・ダイアログ~見学~

2月7日(水)

 

日本の大学や研究機関で活躍されている若手外国人研究者3名による講演会を実施し、専門の研究や母国について語っていただきました。

前半は2年生の25の研究班が英語でプレゼンテーションを行う様子を見学しました。後半は3分野に分かれて2年生の生徒とともにオールイングリッシュでの講義を受けました。1年後の活動を意識することができました。

◆生徒の感想◆

・1年後、自分たちが発表すると思うと、早め早めに準備をしていかなければならないと思った。

・専門用語の英単語が難しかったが、分かりやすく伝える努力を普段からしていきたいと思った。

・2時間オールイングリッシュの授業を受ける機会はないので、英語に触れる機会をもつことができてとても良かった。

 

課研:冬季休業課題発表会

1月9日(火)

 

冬季休業の課題であった、研究計画書の発表会を行いました。設定したテーマに沿った本格的な探究を始めるにあたり、研究を計画し、教科書や実験書に書かれていない実験を行うために必要なことを考えました。

「テーマ」「目的」「仮説」「実験方法」についてレポートにまとめ発表することで、他者から客観的な意見をもらい、自分の考えを整理しました。

これからの課題研究で実験や観察の方法を経験し、実験を通して結果を検証する力を養っていきます。

 

課研:リサーチⅠ中間発表会

12月12日(日)

 

テーマ設定の過程でまとめた研究計画を2年生理数科の生徒に発表しました。1年生の研究班1班あたり2年生の研究班4班に順に聞いてもらい、アドバイスをもらいました。自分たちの研究計画に足りないことを認識し、新たな視点に気づくことができ、大変有意義な活動となりました。今回のアドバイスを基に研究計画を改善し、2月にまとめとして再度発表します。

 

 

課研:SSH・FSH岐阜県合同課題研究発表会~見学~

 

11月15日(水)

 

岐阜県教育委員会 学校支援課、SSH指定校の本校、岐阜県理数教育フラッグシップハイスクール(FSH)指定校の岐阜高校・岐山高校・岐阜農林高校・大垣東高校・吉城高校をオンラインでつなぎ、岐阜県合同課題研究発表会を行いました。

本校では1,2年生理数科の生徒が見学し、他校との合同発表会を通して新たな刺激を受けたようでした。

 

 

課研:課題研究発表会~見学~

11月8日(水)

 

2年生理数科の生徒が企画・運営する課題研究発表会を見学しました。

第1部は各科(物理・化学・生物)の代表班によるステージ発表を見学しました。第2部は各教室で行われるブース発表を見学したり、展示室を訪れて実験器具やリサーチノート等を見学したりしました。

1年後の目指す姿を認識するとともに、必要な力を身に付けていこうとする向上心を持つきっかけとなりました。

 

 

課研:自由研究発表会

9月19日(火)

 

夏季休業中に身近な自然現象や科学技術に対する疑問を見つけ、テーマ化した疑問について仮説を立て、これを検証する実験を行いレポートにまとめました。

数人でグループになり、順に研究発表と質疑応答の時間を設け、相互評価をしました。

 

 

課研:城陵祭 自由研究レポート展示

9月2日(土),3日(日)

 

城陵祭文化の部の2日間、夏季休業中に行った自由研究のレポートをサイエンスホールに展示しました。今後の授業でレポート発表会も行います。

2,3年生の課題研究についての展示も併せて行いました。

 

 

SSL:ディベート学習

7月25日(火),26日(水)

 

SSセミナーの夜間学習会でディベートに取り組みました。「科学的思考力」を研究の議論で活かす力を身に付けるため、ディベートを学びます。論理的に考え伝える力と批判的思考力を養い、合意形成を達成するための議論の方法を習得します。

 

 

SSR:サマーサイエンスセミナー

7月25日(火)~27日(木)

 

滋賀県と福井県で2泊3日の研修を実施しました。

1日目は滋賀県立琵琶湖博物館においてワークシートを記入しながら展示の見学をしました。

2日目と3日目は、福井県海浜自然センターで「磯採集」「プランクトン観察」の実習、若狭三方縄文博物館・福井県年縞博物館で講義と見学及び福井県立大学で「海藻の色素の分離」実験を行いました。

 

 

課研:テーマ設定経過報告会

7月18日(火)

 

全体で説明を行った後に、テーマ設定トライアル用紙を基にペアワークを実施しました。

1:どのようなことについて探究したいか(問い)、2:なぜそれを探究したいのか、3:何を明らかにしたいのか、4:明らかにするために何をするのか、5:探究課題=最終的に何を探究課題とするのか(「証拠」に裏付けられた「理由」を示して「答」を導き出せる「問い」)について、お互いに発表し、質疑応答の時間を設けました。

 

 

SSR:SSセミナー プレレクチャー

7月11日(火)

 

福井県立大学 海洋生物資源学部(小浜キャンパス)の佐藤晋也教授をお招きして「迷惑な藻類に立ち向かう」という題目で講演をしていただきました。

「藻類とは?」「役に立つ藻類」「迷惑な藻類」「小浜に行く準備」と4つのトークテーマに沿って、月末に行われるサマーサイエンスセミナーの予習として、佐藤先生が研究されている「藻」について熱く語ってくださいました。

 

 

課研:リサーチⅢ課研発表会~見学~

7月6日(木)

 

理数科3年生の発表会を見学しました。3年生の数学・物理・化学・生物の4分野26班が6会場に分かれて3年間の研究の成果を発表しました。

オンラインで6会場をつないだ合同開会式では、この発表会の意義について話がありました。

質疑応答の際には1年生からも積極的に質問が出た会場もあり、3年生にとっても刺激になったようです。

1年生と3年生の交流の時間も持たれ、3年生からこれまでの経験を踏まえて課題研究を行う上での考え方や取り組み方、実験のコツなどアドバイスをもらいました。

1年生はこの発表会を見学し、2年後に目指す姿をイメージすることができました。

 

 

課研:テーマ設定

6月20日(火)

これまでに探究基礎講座(物理・化学・生物)を経験し、理数科3年生と理数科2年生のインターンシップを終え、いよいよ自身の課題研究のテーマ設定に入りました。「自分の興味関心を思考する」を目的に、「好きなこと」「困っていること(とことん調べてみたいこと)」をワークシートに5つ書き出していきました。

 

 

課研:インターンシップ~2年生課題研究の見学~

6月14日(水)

 

理数科2年生の課題研究の授業に参加しました。

2年生の研究班1班あたり2~4名で、研究について説明を受けた後、一緒に実験を行いました。

探究基礎講座、3年生、2年生との課題研究インターンシップを経て、来週からテーマ設定に入ります。

 

 

課研:論理的思考Ⅰ

6月6日(火)

 

本校英語科の教諭による講義「論理的思考Ⅰ」(オールイングリッシュ)を行ないました。三角ロジックを用いて自分の意見を論理的に相手に伝える手法とその重要性について学びました。例題に沿って英語で対話をするペアワークも取り入れた参加型の講義となりました。

 

 

SSR:SSH開講式記念講演会

5月9日(火)

 

本校同窓生である名古屋大学名誉教授の澤木宣彦先生による講演会を開催しました。

「GX 21世紀の環境エネルギー技術」という演題で、異常気象とエネルギー消費、20世紀の省エネルギー技術、脱炭素社会のための研究、21世紀の省エネルギー技術について、生徒と対話をしながらお話しくださいました。

先人の発明・発見の道筋をたどりながら、21世紀を生きる私たちに何ができるか考える機会となりました。

◆生徒の感想◆

・GX=誰も我慢しない、豊かなくらし という言葉がとても印象的だった。持続可能な社会を目指した取り組みを日常的に聞いてきたけれど、便利になったものが逆に消費するエネルギーを増やしてしまっていることも分かり、本当に学びの多い講演会だった。

・便利で優れたものが開発されたのに対し、エネルギーがたくさん使われてしまって地球に良くないこともあると分かったので、地球のための製品を開発するのが面白そうだと思った。

・直接役に立たなくても何年後かに役に立ったり、違った研究とつながったりすることがあると知り、少し気持ちが楽になった。何よりもお話の中で楽しんでくださいねというメッセージが印象的で、力みすぎないようにこれからの研究に取り組みたいと思った。

 

 

課研:探究基礎講座~生物~

5月2日(火),5月16日(火),23日(火)

 

生物の探究基礎講座Ⅰでは、「緑色の生物は、みんな光合成ができる!?」をテーマに実験を行いました。

簡単に手に入る野菜などを用いて、植物の葉緑体に関係する物質を調べました。

この実験を通して、多くの現象が原理や理論はさまざまで解明されていない謎もたくさんあることを理解し、日常生活や自然から問いを生み出す習慣を身に付けます。

 

 

課研:探究基礎講座~化学~

5月2日(火),5月16日(火),23日(火)

 

化学の探究基礎講座Ⅰでは「銅元素の保存」の実験を行いました。

この実験を行うことで、白衣・保護メガネの着用、溶液の取り方・量り方、液体の加熱法、ろ過の仕方など、実験の基本操作を学びます。

今後の課題研究において実験を行う上での基礎力を身に付けます。

 

 

課研:探究基礎講座~物理~

5月2日(火),5月16日(火),23日(火)

 

理数科1年生80名を3つに分け、物理・化学・生物の各分野において実験を1週ごとに行い、機器の扱い方やレポートの書き方を学ぶ「探究基礎講座」が始まりました。今後課題研究を行う上で大切なことを、基礎的な実験によって身に付けていきます。

物理の探究基礎講座Ⅰでは「紙コップの不思議」を行いました。仮説を立てて実験し、得られた結果から考察を行う流れを繰り返し、レポートにまとめます。

レポートにはテーマ:Title、目的:Purpose、仮説:Hypothesis、実験方法・使用器具:Experimental Design、結果:Results、考察・結論:Conclusion、活動の振り返り:Future Directionsの項目立てをし、評価ルーブリックによって一項目ごとに評価する手法までを身に付けます。

 

 

課研:インターンシップ~3年生課題研究の見学~

4月27日(木)

 

3年生理数科の課題研究の授業に参加しました。

1年生理数科の生徒80名を4つのグループに分け、数学・物理・化学・生物の各研究室を訪れました。訪問先では先輩にインタビューし、研究についての説明を受けました。課題研究の授業の様子を知り、テーマを考える機会となりました。

 

 

課研:SSHガイダンス

4月18日(火)

 

1年生にとって初めてとなるSSHの授業は課題研究です。

SSHガイダンスを行ない、これまでの恵那高校のSSHについて知り、先輩のSSHの活動の様子からこれから3年間で自分たちが目指す姿について確認しました。