1人目の商業戦士
こんな修行をすると…最強の戦士になれる!
修行の成果
日本商工会議所主催 簿記検定
全国商業高等学校協会主催 簿記実務検定1級
全国商業高等学校協会主催 会計実務検定1級
お金やモノの流れから、
会社のことがわかってしまうヒーロー!
今月のお小遣い3000円〜。何に使おうかな〜。
部活帰りにラーメンを食べた…お菓子を買った…。
あ! もう今月のお小遣いがなくなった。
そんなに何に使ったっけ?
今月のお小遣いも3000円。何に使ったかちゃんと記録するぞ。お菓子108円…パン216円…。
あと1000円か〜。
あ! 欲しい本があったんだ。お菓子は我慢して本を買おう!
お金とモノの流れを記録すると、いろいろなことがわかってきます。お金は使えばなくなりますが、その代わりに、空腹を満たしてくれたり、友達との楽しいラーメンタイムを提供してくれたり、本が自分のものになり感動を得ることができたり…それを会社のお金とモノの流れに当てはめてください。
会社がお金でモノを仕入れ、それにお客様の求める価値をつけて売り、またお金を得る…。
そんな記録が会社の動きを表し、会社の財産を明らかにし、そこから会社の全容がわかってきます。
そんな会計活用能力を身につけたヒーローになろう!
2人目の商業戦士
こんな修行をすると…最強の戦士になれる!
修行の成果
経済産業省主催 基本情報技術者試験
経済産業省主催 セキュリティマネジメント試験
全国商業高等学校協会主催 情報処理検定1級
情報を集め、処理・分析して、
わかりやすく表現するヒーロー!
「今夜のおかず、何にしよう…。」
お母さんが料理ブックを手に悩んでいます。
「あっ!これにしよう。これなら買い物に行かなくても冷蔵庫にあるものでできちゃう!」
お母さんは早速冷蔵庫の扉を開き、レシピに従って食材を揃えました。そして温かい夕食を作り、帰宅する家族を迎えました。
よくある家庭での1シーン。この一連の流れ…言ってみればこの流れも実は情報処理なんです。
1.情報を得てデータを揃え(料理ブックと食材)、
2.適切に加工処理して(調理)、
3.結果を出力または伝送する(料理完成)。
色々なものに置き換えることができますが、普段の生活のなかで自然と情報処理は行われています。
その多種多彩な情報を簡単に、効率よく使いたいですよね。それが情報活用するってこと。
パソコンに限らずスマホやタブレット、身の回りに便利グッズが増えてきた今だからこそ、情報の処理能力や活用力を身に付けて、君もクールなITヒーローになろう!!
※IT:Information Technology(インフォメーション テクノロジー)の略で、情報技術を表します。
3人目の商業戦士
こんな修行をすると…最強の戦士になれる!
修行の成果
全国商業高等学校協会主催 商業経済検定1級
全国商業高等学校協会主催 英語検定1級
人と人をつなげ、モノとお金を流し、
世界を見渡すヒーロー!
「今朝、コンビニでパンを買いました。」
あなたは、立派に経済活動を行い、経済を活性化してくれていますね…???
そうなんです。コンビニでパンを買う。モノを買って代金を払うという行為は、あなた=消費者と コンビニ=企業 の間に、モノとお金が流れた、立派な経済活動なのです。
自給自足の時代から、物々交換を経て、貨幣(お金)と市場が出現し、人と人との間にお金とモノが行き来する経済活動が活発に行われ、私たちの生活はとても便利になりました。今や日本だけにとどまらず、外国とも取引をし、国際経済活動も盛んです。
でも海外のモノを、日本の円で買うことはできません。1ドル=112円だから、1,120円出せば10ドルのモノが買えます。
あ、今日は1ドル=120円になってる?!
同じ10ドルでも今日なら1,200円!!
これって円高?円安?
人と人が繋がると、そこにモノとお金が流れ、いろいろな問題も見えてくる。国際交流能力を身に付けて、世界までも見渡す広い目を持って考えるヒーローになろう!!
4人目の商業戦士
こんな修行をすると…最強の戦士になれる!
修行の成果
日本商工会議所主催 リテールマーケティング検定試験
全国商業高等学校協会主催 商業経済検定1級
商品の価値を生み出すヒーロー!
のどが渇いた〜。なんか飲み物を買おう。
近くにコンビニがあった!
ペットボトルのジュースを買った。
数日後…。
前にコンビニで買ったジュースと同じジュースが、ドラッグストアでは30円も安い!…同じものなのになぜ?
コンビニのジュースには、「どこででも」「いつでも」「冷えている」「いろいろな種類から選んで」買うことができるそんな価値がひっついています。
ドラッグストアのジュースには「まとめ買いもできる」「安い」そんな価値がひっついています。
あ!もしかして近所にある昔ながらの酒屋さんであれば「配達してくれる」「新商品を教えてくれる」「代金はまとめて後から払うことができる」そんな価値がひっついているのかも。
価格が違うのは、価値が違うから。
お客様が商品に求める価値を生み出す力…それが、マーケティングの力です。
そんな力をつけたヒーローになろう!
5人目の商業戦士
こんな修行をすると…最強の戦士になれる!
修行の成果
就職…様々な業種で、商業の知識・技術を活かして大活躍!
進学…資格取得などを活かして有利に受験!
礼儀正しく、周りのことを考え行動できるヒーロー!
「あの新商品のお菓子、おいしそうだよね!」
『うん、食べたい!』
「あそこのコンビニに売ってたよ」
『いいね〜 買いに行こう!』
「そういえばあそこのコンビニの店員さん、すっごく感じがいいよね〜」
『そうだね、いつも笑顔で接してくれるよね〜』…
おいしそうな新商品のお菓子が続々と開発されています。もちろん、作っているのは○○製菓の工場です。
でも、よーく考えてみて。その新商品を消費者が手に取るまで、商業が関わっているのです。
○○製菓でその新商品を開発し(商品開発)、できた新商品を工場からコンビニに運び(運送業)、コンビニで売る(小売業)、新商品の原料や新商品の代金は銀行を通じて支払いをしますから、銀行(金融業)…などなど。これは全て商業なのです。そうやって、買ってくれる消費者のことを考えた行動をつないで、人とモノをつないでつないで、商品はあなたの手元に届いているのです。
そしてもう一つ!人と人をつなぐ商業を行う上で大切にしていること!それはビジネスマナーです。
挨拶はもちろんのこと、相手のことを考えた対応ができることこそ商業!
商業高校で盛んな部活動も、その競技の技術だけでなく、礼儀やマナー、人間関係の大切さを学ぶ重要な学びなのです。あなたも商業高校で学んで、礼儀正しく、周りのことを考え行動できるヒーローになろう!