「平成26年度の研究」ページ  ◇◇◇研究内容◇◇◇

委員名

   指導助言 県教育委員会 村山 義広 指導主事

 委 員 長 土岐商業  校 長 林 宏一郎
 副委員長 土岐商業  教 頭 花田 耕司
 責 任 者 土岐商業  教 諭 鍵谷ひとみ
 委  員 県岐阜商  教 諭 田中 友恵
 委  員 岐阜各務野 教 諭 平子 直明
 委  員 大垣商業  教 諭 高木 義之
 委  員 大垣養老  教 諭 牧野  健
 委  員 中津商業  教 諭 伊藤 陽介
 委  員 岐阜城北  教 諭 鹿野 浩史
 委  員 東濃実業  教 諭 土井 勇人
 委  員 市岐阜商  教 諭 森  公彦
 委  員 関 商 工  教 諭 渋谷 一弘
 委  員 郡 上 北  教 諭 熊崎 孝之
 委  員 土岐商業  教 諭 堀井  篤
 委  員 土岐商業  教 諭 水野 直樹

T 研究テーマ

「ビジネス基礎」の指導内容と指導方法について

「ビジネス基礎」は、商業科の基礎的・基本的な内容で構成され、商業に関する学科における原則履修科目として位置付けられている。学習指導要領改訂にあたり、学習項目、指導上の留意点など全体像を確認したうえで、指導内容と指導方法の研究を行う。

U 研究方針

「ビジネス基礎」における指導内容の改善と充実

 学習指導要領の改訂点を中心とした授業展開例と教材を作成することと、中学生向けに「ビジネス基礎」の導入部分でもある、商業教育の意義をわかりやすく伝えられる教材を作成する。

V 研究概要

1 単元「経済と流通の基礎」「企業活動の基礎」における授業展開の研究

  • 学習指導案の作成
  • ワークシート等教材の作成
  • 評価基準の作成
 「経済や企業活動に関する基礎的な内容を取り入れる」「新聞、放送、インターネットなどの活用、経済活動の具体的な事例を取り上げたケーススタディやグループでの考察などを通して、経済社会の動向に着目させるようにする」という点に重点を置き学習指導案を作成する。また、メディアの活用、ケーススタディやグループでの考察が出来るような教材の作成を行う。
 評価基準については、変更された観点別評価基準の単元別のねらいに即し、無理なく生徒の学習状況を的確に評価できるよう、評価の観点を精選するとともに、「十分満足できる」「おおむね満足できる」「努力を要する」の3段階で評価できるようにする。

2 中学生向け導入教材の作成

  • 「ビジネス基礎」の導入部分でもある、商業教育の意義をわかりやすく伝えられる教材の作成
 商業教育とは何か。農業、工業はモノを作り売っている。モノを売るだけであれば、作ることの出来る農業、工業との差別化ははかれない。資格取得や進路実現という切り口ではなく、商業教育の基本をわかりやすく説明する教材をペーパーベースで作成する。歴史上の商人の功績などから、経済、社会の中で商業の果たすべき役割を「まちをつくり、モノの流れをつくり、お金の流れをつくり、人の流れをつくる」「人をまとめてコーディネイトできる」と捉え、伝えたい。

 今年度は、教材に使用するキャラクターの設定を行い、商業教育を中学生にPRするためのポスター制作を実施する。次年度はそのキャラクターを随所に使用した教材の作成を行う。

3 ビジネス基礎専門委員会WEBページの作成

  •  ビジネス基礎専門委員会WEBページ作成
 昨年度の研究教材を効果的に提供でき、継続的に利用できるWEBページの作成を行う。

W 研究経過

専門委員会

第1回 6月19日(木) 会場:土岐商業高等学校

    ・研究テーマ、研究方針、研究計画の確認
    ・役割分担、担当別研究内容の検討
    ・担当別研究内容の報告

第2回10月3日(金) 会場:土岐商業高等学校

    ・担当別研究協議および研究内容の報告

第3回 11月7日(金) 会場:土岐商業高等学校

    ・担当別研究協議および研究内容の報告

第4回 12月5日(金) 会場:土岐商業高等学校

    ・担当別研究協議および研究内容の報告
    ・発表及び会誌原稿執筆担当者の確認